主演・浅川梨奈インタビュー!映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』演技へのきもち、これから

  • URLをコピーしました!

アイドルグループSUPER☆GiRLSの人気メンバーとして、映画『人狼ゲーム マッドランド』や『honey』、TVドラマ、舞台など話題作への出演、またグラビアでは第4回カバーガール大賞コミック部門&10代部門で1位に輝くなど、今注目若手タレントの一人である浅川梨奈。

今回は6月9日(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショーされる映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』にて主演を演じる彼女に、作品についてや、演技に取り組む姿勢、また現在の心境などをインタビュー。

──本日はよろしくお願いします。まずは、ご自身で今回の作品をご覧になっての感想など教えてください。

アクションシーンやゾンビのシーンの迫力がすごくて、こういう風になるんだと新鮮な気持ちになりました。それにゾンビハンターの自己紹介の場面とか笑ってしまう場面も多くて。殺陣とかパルクールとか見ていてすごいなと思います。ストーリーの進行での心境の変化や成長で、私のゾンビとの闘い方がどうなっていくのかも見どころだと思います。

──浅川さん自身の注目シーンはありますか?

劇中アイドルユニット「TOKYO27区」でのライブシーンは普段と違った私が観られると思いますね。神谷ミクとしてのライブというのは心がけていたので、表情の作り方とか目線の配り方とか。あとは神谷ミクがアイドルとして本気だからこその行動とか、そういうのは感じてもらえたらなと。

本気でアイドルに命をかけてる子ってこうなるのかっていう。ゾンビになりたくないからじゃなくてアイドルを続けたいという感情が大きいと思っていて、そういうミクの部分は考えました。

──浅川さん自身もアイドルですし、またアイドル好きではありますよね。

以前から大好きな方はもちろん今も大好きなんですけど、今はアイドル好きというわけでもないんです。少女漫画を読んだりゲームしたりという感じで。

──というと、アイドルをやられていることに関しても何か変化があったり?

自分としてはやりたいことが定まってきたという感じで、今後は演技をやっていきたいと思っているんです。今回でも、アイドルがアイドル役をやる時は自分と重ねていくことが多いと思うんですけど、私は一役者として演技に取り組みました。

──アイドルとしての参加ではなく、女優として参加されたということですね。

これまでも自分は演技であれば役者として、それぞれの現場にうかがわせてもらっています。

──今回はグループの後輩メンバーも出演されていますが、例えばそのスタンスについてなど何か伝えたりはしましたか?

言葉ではなくて、当たり前なんですけど真面目にというか、当たり前に取り組んでる姿を見て何か感じてくれればいいなと思っています。偉そうなことを言える立場ではないんですが、私も先輩方の背中を見て育ってきたので、私もそうならないと、と感じていますね。

あとは、どの現場でも明るくしているように意識はしています。みんなが楽しい気分で作品を作っていきたいという想いがあるので、そこは後輩の子たちにも伝わればいいなと思います。

──それでは、今回の撮影で楽しかった思い出などはありますか?

もう「SOLIDEMO」(劇中神谷ミクのファンを演じる山口智也、中山優貴の所属するグループ)の2人しか思い浮かばない(笑)山口智也さんの存在全てが面白かったです。ライブシーンで一番前にいるのも大きくて面白いし、作品の中では愛すべき雑魚キャラですよね。ヲタ芸も練習していたんですが、ヲタ芸って曲に合わせるからカウントは取らないんですけど、2人ともアーティストなので1、2、3って(笑)私もずっと笑っててめちゃくちゃ面白かったです。

──(笑)ダンス感覚なんですかね。では、そのライブシーンに関してはいかがでしょうか?

ピンクの衣装ってあまり着たことがないので不思議でした。

──なるほど、グループでも着たい気持ちはありましたか?

ピンクや白も好きなので。黄緑(SUPER☆GiRLSでの担当カラーはミントグリーン)は飽きちゃったっていう。なんでもっと明るい色にしなかったんだろうって(笑)

──というと、最初にご自身で選ぶことも可能だったんですか?

自分で黄緑って言ったから採用されたんですよ。そのころは風男塾の緑川狂平さん、PASSPO☆の槙田紗子さんが好きだったので。でも『恋☆煌メケーション!!!』でセンターになった時にやっぱ黄緑だと色味がぱっとしないなって(笑)愛着はあるんですけどね。でもピンクは着られて嬉しかったです。

──ライブシーンでの、いわゆる“アイドル”的な演技も楽しめましたか?

めちゃくちゃ楽しかったんですけど、何が楽しかったってやっぱり最前の2人(山口智也、中山優貴)が。ファンのみなさんがエキストラで入ってくれていたんですけど、その身長は邪魔だろ!って(笑)

──あの場面の観客はファンの方だったんですね。

そうなんです。それで「銀幕デビュー」とか「俺映ってるかな?」って気にしている様子を見てにやにやしてます。

──今後の女優としてという目標も見えている中で、そんなファンの方に何か感じるところはありますか?

今年に入ってから私はイベントに全然出られてなくて、地方とか海外から会いに来てくれる方もいますし、毎回ありがたいなって思います。普段はすごい雑に扱ってますけど(笑)嬉しいなって思います、雑に扱ってますけど(笑)握手会では感謝を伝えてからディスりに入りますから。これからも愛をもってたくさんの方を罵倒していきたいなって思っています。

──なるほど、今回の役ではゾンビになってしまうタイムリミットがありますが、ご自身がそうなってしまったら何をなさいますか?

好きな人に会いにいきまくりますね。AAAの與真司郎さんが大好きなのでLA飛びます。それで会えずにそこで終わるというのが最高の…

──会えなくてもいいんですか?

もう同じ空気を吸えているのでいいんです。あとは…寝る?

──そのまま安らかに。

普通の日常を過ごしていたいかな。最近は休みがあまりないので仲良い人と旅行いきたいかも。でも、今の環境だったら撮影しながら終わりたい。台本を胸に抱きながら。

──そう思えるということは、演技など充実してお仕事できている状況なんですね。

大変なのでヘトヘトになるし、わーってなる事もあるんですけど、現場の真剣にぶつかりあう空気がすごく好きです。楽しいなって今一番思えることです。

──たくさんの作品に出演していらっしゃいますよね。

みなさんにまた仕事したいと思ってもらえるようになりたい。色んなところに呼んでいただけるようにもなりたいというのもありますし、その現場現場での空気を感じたい。

──現場ごとの違うやり方を学んでいくのも楽しいんでしょうか?

今回も現場が楽しすぎて。監督も演技についてまっすぐ答えてくれたし、感情も作りやすくしていただけました。

──この映画では1人アカペラで歌う場面もありますが、いかがでしたか?

あそこはただただ辛かった(笑)歌の上手な「SOLIDEMO」の前なので「辛い」って言いながら、それでみんなに「大丈夫だよ!」って言われつつ。終わった後は拍手してくれました。多摩センターで。あれは忘れられないシーンになりました。監督の考えることが本当に面白かったです。

──なるほど、それでは最後にこれからについてもおうかがいできますか?

今は何よりもお芝居をやっていることが楽しくて台本を持っている時間が幸せです。ですので、これは全部のお仕事にも言えることなんですが、またこの子とお仕事したいって思ってもらえるような人間になりたいです。まっすぐにがんばっていきたいと思います。

***

映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』は2018年6月9日(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショ-。SUPER☆GiRLS浅川梨奈・阿部夢梨、そして尾澤ルナの3人が演じるアイドルユニット「TOKYO27区」が、主題歌「Hero」を歌とダンスで魅せるライブシーンや、派手なアクションシーンなど見どころも満載。また、ゾンビ映画でありつつも笑って泣ける良ストーリーにも注目だ。

★トウキョウ・リビング・デッド・アイドル/完成披露上映イベント開催!
日時:2018年5月28日(月) [開場]18:30 [開演]19:00
場所:ユナイテッド・シネマ豊洲 (東京都)
登壇(予定):浅川梨奈/阿部夢梨/中山優貴/山口智也/井澤勇貴/星守紗凪/尚玄/熊谷祐紀監督
公式サイト:http://movie-tldi.com/
※チケット等、詳しくは公式サイトにて

■『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』
限りなく現在の東京と同じ世界。ゾンビが発生するこの世界で、アイドルユニットTOKYO27区の人気アイドル・神谷ミク(浅川梨奈)がゾンビに噛まれた!ゾンビ化までのタイムリミットは72時間。ゾンビ感染者は強制収容・抹殺されるこの世界で、ミクは生きる道を求めて逃亡し、全国指名手配となってしまう。ミクは探偵の犬田(尚玄)に助けを求めて、噂になっているゾンビ血清を探そうとするが、彼女の前に、警察、女子高生ゾンビハンター・如月(星守紗凪)、そしてゾンビが襲いかかる。彼女は時間内に血清を手に入れることができるのか!?

出演:浅川梨奈(SUPER☆GiRLS) / 阿部夢梨(SUPER☆GiRLS) 尾澤ルナ 
中山優貴(SOLIDEMO) 山口智也(SOLIDEMO) 井澤勇貴  古泉千里  亜紗美
橘 龍丸 鷹松宏一 加藤雅人 大林ちえり
星守紗凪/尚 玄
監督・脚本:熊谷祐紀   
製作:TBSサービス/ポニーキャニオン/レスパスフィルム/トリプルアップ/極楽映像社
制作:レスパスフィルム  
配給:トリプルアップ  ©2018「トウキョウ・リビング・デッド・アイドル」製作委員会

URL:http://movie-tldi.com

■浅川梨奈(神谷ミク)
1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。2014年エイベックスのアイドルグループSUPER☆GiRLSの2期メンバーとして加入する。グループ活動の他にも、ソロ活動でも活躍し、数々のグラビア雑誌で表紙・巻頭を飾るなど話題となる。2016年度もっとも多くの表紙に登場した人物に贈られる「第3回 カバーガール大賞」コミック部門受賞。2017年ではコミック部門、10代部門の2冠を受賞。また多数のドラマ・映画出演など女優としても活躍している。主な映画出演作品に『鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ』(14)、『14の夜』(16)、『咲-Saki-』(17)、『人狼ゲーム マッドランド』(17)、『恋と嘘』(17)、『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(18)、『honey』(18)がある。

Twitter:https://twitter.com/SG_NANA_avex

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ