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Published in: MUSIC・THEATER, REPORT

ひらがなけやき(けやき坂46)大成功のワンマン2DAYS!!ラストはやりきったメンバーたちの笑顔!

2017年3月21、22日、Zepp Tokyoにて「けやき坂46(ひらがなけやき)ワンマン公演」が開催された。

昨年10月に行われた「ひらがなおもてなし会」以来の単独公演となり、バラエティ色の強かった前回と比べ、今回はライブを中心としたセットとなっている。2日間に及んだこの公演は緊張と不安、そして喜びへと、その表情の変化も見どころとなった。

<3月21日>

オープニングのOVERTUREが流れると会場から大きな歓声が起こり、背中を向けたけやき坂46メンバーが並ぶ。振り返った表情には緊張の色も見えつつ、ここからの一歩をまた踏みしめるように『ひらがなけやき』。

そのままMCへと進むと、それぞれの自己紹介へ。観客からは大きな声援が起こり、全体を通してメインMCをつとめる佐々木久美は「忘れたくても、忘れられないライブにしたい。」と話した。

続いての曲『世界には愛しかない』では影山優佳がセンターをつとめる姿が確認されると歓声がおこる。真剣な表情から、笑顔へと十分に楽曲を表現し、『二人セゾン』では柿崎芽実がセンターと中学生メンバーのバトンタッチにわく会場。

しかし、欅坂46での圧倒的な平手友梨奈のソロダンスに挑戦したのは柿崎ではなく、ダンスが人一倍苦手な井口眞緒だった。

そのことはファンにとってはよく知られている事実だけに、会場は驚きの声で埋め尽くされ、視線は彼女に釘付けになる。やがて懸命に踊りきった彼女の姿に会場の温度も上がり、賞賛の声が沸き起こった。

そこからはダンスパートをはさみ、ユニット曲へ。年長組が集められた『青空が違う』に続いては、年少組がレトロポップな衣装で『僕たちの戦争』。それぞれの世界観を魅せた後はエンターテインメントコーナーへと進む。

ここではMCに吉田尚記を迎え「新しいパフォーマンスを取得してライブに活かせ!」といったテーマのもと、新しい特技を取得するとのこと。東村芽依がライフル、柿崎芽実が新体操など、すでに持っているそれぞれの特技について話をしていると、ステージでは準備が進み、突然の暗転。

するとスポットライトの中、タップダンサーHIDEBOHが現れ、軽快なステップを踏む。けやき坂46が取得するという特技はタップダンスであることが発表された。

タップシューズに履き替え、高本彩花、佐々木久美が滑りやすいシューズで遊ぶ姿も見える中、それぞれのタップの素質チェック。東村芽依や齊藤京子らがそこそこのステップを見せると全員で簡単なステップの練習も行う。

コーナー終了の流れになりつつあるところで吉田尚記から重大な発表と、けやき坂46のZepp Nambaから始まる全国ツアーとそのオープニングアクトでのタップダンスの披露が告げられる。全国ツアーに喜び、タップダンスに困惑の表情のメンバー達。東村芽依は地元関西での開催に嬉しそうな顔を見せ、佐々木久美は「大阪でがんばるでー。」と関西弁でおどけてみせた。

シューズを履き替えてからは再びライブへ。『手を繋いで帰ろうか』では、ダンスの中心となる男役を齊藤京子、女役を高本彩花が担当し、間奏には二階の通路で演劇風にケンカするカップルを演出。ラストには高本が齊藤の頬にリアルにキスし、会場からどよめきが起こった。

続いてはThe Jackson 5のカバーで『ABC』を外国語も話せる潮紗理菜、高瀬愛奈、佐々木美玲がメンバーをバックに歌う。マイケル・ジャクソンへのオマージュか、佐々木久美、齊藤京子が華麗に、そして井口眞緒がぎこちなくムーンウォークし、後半には歌唱していないメンバーがステージを使って隠れたり現れたりと可愛らしい姿を見せる。

MCではユニット曲について語られ『青空が違う』では加藤史帆が「キスをしちゃった」の部分のキス顔が好きと話してしまい、その部分を見せる流れに。仕方なく恥ずかしそうにキス顔を披露した加藤は困ったような表情。

4月5日発売の欅坂46の新シングル『不協和音』TYPE-Dに収録される新曲となる『僕たちは付き合っている』についても語られると、なんとここで初披露される。前進していくような力強いミドルテンポの楽曲に乗せて「僕たちは付き合っている」と宣言する男の勇気を語る恋愛曲をまっすぐに歌う。

ライブは終盤へと進み、簡単なMCをはさむと暗転の中、空気が変わり、長濱ねるセンターの『サイレントマジョリティー』。そして、けやき坂46『誰よりも高く跳べ!』で、エンディングを迎えた。

アンコールの後はグッズのTシャツにチェンジし、メンバーの名前入りのタオルの紹介。吸水性の高さなどを紹介して笑わせつつ、本編終了のほっとした表情で自分の名前のタオルを掲げるファンを探し、手を振る。最後は『W-KEYAKIZAKAの詩』。優しい歌に柿崎芽実がこみ上げてくる物を抑えきれないような表情で歌う。

歌い終わりの充足した空気を感じつつ、それぞれが長い礼で、会場を後にし、最後は佐々木美玲が美しく一礼。1日目のライブは終了となった。