ハコムス結成三周年LIVE！夏の新曲含む、全曲オリジナル楽曲ライブで4年目へとさらに大きな歩み

2017-07-252021-01-05

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2017年7月23日、AKIBAカルチャーズ劇場にて、「ハコイリ♡ムスメ結成三周年LIVE ～せーの、ではじめよう！～」が開催。

80年代～90年代のアイドルの名曲をカバーし、見ている人に「癒しとトキメキ」を与え、「女の子の本来の可愛らしさ」を表現することをテーマに活動中のハコイリ♡ムスメ(以下ハコムス)は、2014年夏、女優の卵たち7人で結成。カバー曲同様に懐かしいテイストを盛り込んだオリジナル曲も充実させ、成長を続ける中、いよいよ結成三周年を迎える。

時間となるとオープニングの映像から、戸羽望実(とばのぞみ)が一人現れアンティークの大きなトランクの中からハコムスの初期の頃着られていたストライプの衣装を取り出し喜ぶ。戸羽が消えると、1期メンバーである鉄戸美桜(てつどみお)と我妻桃実(わがつまももみ)の懐かしい映像が流され、現在とのギャップに会場から笑い。そして、先ほど戸羽が取り出した衣装に身を包んだメンバーの登場とともにハコムス初のオリジナル曲『微笑みと春のワンピース』でライブをスタートさせる。

3曲を披露すると「ごきげんよう」とお馴染みの挨拶をしつつ全員が自己紹介。そのまま我妻の「ハコイリ♡ムスメ、本日で3歳になりましたー！」の明るい声に「めでたい」とメンバーが反応する。

我妻がここまでこれたことへのファンへの感謝も伝えると、メンバーは先ほどの鉄戸・我妻の初期映像について触れる。鉄戸は映像にて見られた“アニメに出てくるツンデレの女の子のモノマネ”をメンバーの誘いで再現させられると、それを見た井上姫月(いのうえひるな)が「ちょっとイタいと思った」と感想を述べ、鉄戸は「ひるな、後で二人でお話しようね」と迫る。

そのやりとりに笑いが起こる中、続いては塩野虹(しおのなな)が一人登場しトランクの中から、次の衣装となるギンガムチェックの衣装を取り出し微笑む。

塩野が消えると2期メンバーとなる阿部かれんの加入当時の映像。1人、新メンバーとして加入する阿部の戸惑いも見られる中、ステージにメンバーが登場すると『さよならのプリエール』で再びライブへ。2曲披露の流れのまま、再び1人、寺島和花(てらしまわか)がトランクから続いての衣装を手にする。

寺島が舞台から消えると、また同じく3期メンバー星里奈(ほしりな)、吉田万葉(よしだまんよう)、井上姫月の加入当時の映像。新メンバー加入の度に先輩となっていくメンバーの姿もありながら、新人の初々しさに観客からも笑顔がこぼれる。再度『乙女はびっくり箱』などライブからは、さらに寺島和花、塩野虹、戸羽望実の4期メンバーの映像へ。

つい最近と言える2017年4月加入当時の3人の緊張や舞台裏での様子などを見終えると、全てのメンバーの振り返りが終わる。ステージにはメンバーが現れるが、先ほど一悶着あった鉄戸・井上の井上がお腹を押さえ「(鉄戸)美桜ちゃんに、しめられて…」と言い、会場笑い。しかし、その姿は夏の新衣装へとチェンジしており、まさに夏のお嬢さんといった姿に歓声が起こる。

子供組と大人組に分けられた衣装だが、柄が共通するメンバーもおり鉄戸は「私、(井上)ひるななのよー」と話すと、続く因縁に再び会場は笑いにつつまれる。続いては『VIVA!トロピカル・サマーウォーズ』『真夏の恋のファンファーレ』という夏の新曲2曲が披露されるのだが、女優志望グループならではの楽曲をテーマにした演劇コーナー“劇団ハコムス”をあわせて上演。

『VIVA!トロピカル・サマーウォーズ』は楽しく明るく、『真夏の恋のファンファーレ』は切なくもさわやかに演じられ歌われる。それぞれ違った夏の一面の表現に拍手が贈られるが、しかし歌い終わりに阿部は劇団ハコムスのキャスティングについて「なんでいつも(私は)彼氏役なんですかね？」と不満をこぼし笑い。