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吉田凜音×西寺郷太ら「マジペパ」1stアルバム全曲解説トークイベント!語る1時間半

2017年5月14日、原宿ストロボカフェにて「マジペパ リリース記念 トークイベント~Fantaskieから、テル・ディスコまで、西寺郷太と、吉田凜音が、語りつくします。マジペパメンバーの参加も?~」が開催された。

出演にはマジペパメンバーから吉田凜音(Vo)とプロデューサーもつとめる西寺郷太(Dr)に加え、山形知也(G)、杉田未央(Key)も参加。

アルバム全曲解説となった約1時間半のトークには、途中アコースティックセットでのライブも行われ、ライブとしては初披露となる『LOVE-KISS-HUG-HUG』『不条理コズミック』も演奏された。

トーク自体は楽曲解説のみならず、それぞれのエピソードなどもまじえ、終始笑いの絶えない楽しいイベントとなった。

OPENING


イベントがスタートし、ステージにメンバーが登場すると西寺郷太が司会的な立場としてトークを進める。

まずは吉田・西寺の“初めて会った日”ということで、その日を覚えているか尋ねられた吉田が「レコーディング…。」と答えると「違うよ。」と西寺。会場からは笑いが起こる。

西寺によると二人が初めて出会ったのは3年ほど前のJOL原宿。当時中学2年生だった吉田を紹介された西寺がライブを見に行ったのだという。その後は、2014年5月ころ吉田凜音ソロアルバム「Fantaskie」制作から、本格的な付き合いがはじまる。

最初の出会いからアルバム制作となり、あらためて出会った時の吉田の印象について西寺は“めちゃくちゃダルそうだった”と明かす。「デビュー前のアイドル・アーティストの99%くらいは、やる気を見てもらおうとするものだと思っていた。」と会場からも笑いがこぼれると、吉田は「かしこまってたんですよ。」と反論。ただ、西寺はそれは吉田の嘘の無い性格だととらえ、良い部分だと話す。

そのまま杉田未央の紹介もはさみつつ、テーマはアルバム「テル・ディスコ」についてへ。

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1st Album「テル・ディスコ」


01. 備長炭(G.Nishidera – Y.Takamura)
02. メイク真似 (G.Nishidera)
03. なんだかわからんフラッシュモブ (G.Nishidera – M.Sugita)
04. 功夫ガール (G.Nishidera)
05. LOVE-KISS-HUG-HUG (G.Nishidera – T.Yamagata)
06. 浪人ボーイ(G.Nishidera – T.Kaneshige)
07. テンセイリンネ ~ GONG! GONG! GONG! ~2017(G.Nishidera)
08. 君に、いんすぴれいしょん! (G.Nishidera)
09. 不条理コズミック (G.Nishidera – T.Yamagata)
10. TELL DISCO (G.Nishidera – S.Murata)

レーベル : ゴータウン・レコーズ/ヴィヴィド・サウンド
品 番: VSCD3190
価 格: ¥2,700(税抜価格)+税
商品区分: CD/国内盤

amazon:
http://amzn.to/2reYPlR

楽曲解説

01.備長炭

吉田:聴いてヤバッとなる曲。耳にも残るし、歌詞だけ見たら「備長炭?」ってなるけどかっこいいと思います。MVも撮りました。(MVと同日に撮影のあった)ジャケット撮影の時は大変でしたね。
西寺:ビルの上で撮ったんですけどものすごい風で、寒かったですね。ビデオも素敵なビデオになりましたよね。『備長炭』はデモを聴いた時にメロディが「備長炭」って聴こえたんですけど…(村田)シゲが笑ってましたね。備長炭は燃えにくいけれど、燃えたらずっと燃え続けるという意味も凜音ちゃんにピッタリだなと書きはじめた歌詞です。

02.メイク真似

西寺:もうけっこう昔の歌に感じません?
吉田:そうですね、もう1年前に代官山UNITでライブ(2016年5月&6月 )があった時の。
山形:マジペパ始めて2曲目ですよね。
西寺:そうだね、凜音ちゃんに勉強がんばってほしくて作った曲です。
一同:笑
西寺:いや、凜音ちゃん歌詞とか覚えるのすっごい早いやん?歌詞に勉強のことを入れておいたら勉強できるようになるんかなと思って(笑)
吉田:中高生は絶対使える感じですよね。フランスと中国の歴史と。
西寺:実はもう一つテーマがあって、凜音ちゃんがギターが弾けるようになったらいいなと思って『功夫ガール』とか、この『メイク真似』とかはシンプルなコードなんですよ。

─ここで山形からの簡単なギター講座─

西寺:ギターに関しては、初心者はストラトキャスターなんかが使いやすいですよね。凜音ちゃんはお母さんのリッケンバッカーを使ってるの?かっこいいよね。
吉田:そうです。うん。
西寺:またライブあったらギターに挑戦する気はある?
吉田:ありますあります。(会場の反応を見て)いや、ホントに(笑)

03.なんだかわからんフラッシュモブ

西寺:(杉田)未央ちゃんが作った曲で「同時進行の嘘を~♪」のところがMy Little Loverとかああいう感じがするんですよね。あそこの凜音ちゃんのボーカルがダブルでポーンと抜けてくるところが良くて。凜音ちゃんは別に意識して歌ってるわけじゃないけど、いわゆるJ-POPのツボを突くというか、だけど媚びてないボーカルを持っていますよね。凜音ちゃんの声の新たな聴かせ方?『LOVE-KISS-HUG-HUG』と、今まであまり出せていない部分を引き出された楽曲なんじゃないかなと思います。
山形:『メイク真似』とは転じて、いきなりむちゃくちゃ難しくなるんですよね。
杉田:キーボードの人の曲ってコードを色々入れ込んじゃって、みなさん弾くの大変だったと思います。
山形:いや、あの…そうです(笑)

04.功夫ガール

西寺:かわいい曲というか、歌詞を書く時にだいたい凜音ちゃんに何流行ってんの?とか聞くんですけど、去年はカンフー服がくるって言ってましたよね。
吉田:でも、今流行ってる、世間で。ヤバくないですか?同世代の子に人気のブランドがあるんですけど、そこのチャイナ服のコート的なヤツをイメージしたのが流行ったりとか、コムアイ(水曜日のカンパネラ)さんも衣装としてチャイナ服を着てたりとか。
西寺:1年以上前に言ってましたから、そういうところは信用してるんで。この曲はワールドミュージック的というか、西洋じゃない感じの音階というか、シンプルをテーマにしていたんですけど、不思議な感じも出したいなと思って作った曲ですね。

05.LOVE-KISS-HUG-HUG

─ アコースティックライブ ─

西寺:生で初めて演奏しました。(山形)知也君の曲ですけども。
山形:そうですね、デモ音源ではそこまでとは思ってなかったんですけど、歌詞と凜音ちゃんの歌がのった時に、めちゃくちゃ良い曲だったんだなって思いました。

─ その時のデモ音源を視聴 ─

~“すっとぼけるほど君に夢中なの”の部分のメロディを聴きながら~

山形:(単音のシンセでなぞられるメロディが)もうひどい(笑)これがどうなるんだろうと思ったら、“すっとぼける”がありましたね。
西寺:タッタカタカタカ~って鳴ってるのを聴いて…ナメとんなと。
一同:爆笑
西寺:でも(笑) 前に「Fantaskie」の時に凜音ちゃんにストレートな恋愛の曲を準備した時があるんですけど、全然ハマらないんですよね。『恋のサンクチュアリ』も誰も心に入れないみたいな意味で作ったり、色々どうやったらこの子の良さが言葉として出てくるのかなというところで、この『LOVE-KISS-HUG-HUG』は恋愛の曲の進化系とも言えますね。

06.浪人ボーイ

西寺:これはエンジニアの兼重君がトラックを作ってくれたんですけど、やっぱりエンジニアなだけにこの重低音とか、人間の可聴域のとても下の方まで出ているのですごく高揚していきますね。レコーディングの時のことは覚えていますか?
吉田:これは本当にラジオのテイでやったんですけど、前もって見ないですぐレコーディング。
西寺:それで一発OK。ラジオのさしこみ風にして、一応「浪人ボーイ勉強~」にハマるような譜割りで書いたんですけど、失敗も予測して書いてはいたけどピッチリ!1回ですよ??
山形:もう…(言葉を)カンでるところがすごいすわ。
一同:(笑)
西寺:(笑) そういうところのセンスっていうのが、やっぱりすごいですよ。
山形:浪人ボーイ勉強がんばってって思ってなさそうなところが、またすごく…(笑)
西寺:あと兼重君は最初ポップな曲を作ってきてくれたんですけど、電気グルーヴのMIXとかもしてるんで、(石野)卓球さんとかの良いと思うようなところをここでやってよっていうのでできたのが『浪人ボーイ』ですね。

07. テンセイリンネ ~ GONG! GONG! GONG! ~2017

西寺:『テンセイリンネ』は凜音ちゃんっぽいなって思ってて、正直な凜音ちゃんというかね。なので今回も入れたんですけど。どうですか?
杉田:キーボードはあまり大変なことはやっていなくて、けっこう体動かして弾けて楽しいです。
西寺:ギターは(山形)知也に差し替えてて、ボーカルも録り直してて、何年か前の凜音ちゃんと今の凜音ちゃんとがあって、思い出に残ってる曲です。

08. 君に、いんすぴれいしょん!

西寺:凜音ちゃんが中学3年生の時にグループ組んだりとかしてる中で、もう一度郷太さんとやろうって言ってくれて、それで高校生で東京に出てきて1発目、どっちかって言うとソロのつもりで作ってたのがこの曲ですね。
杉田:ライブでもけっこう盛り上がってましたね。
西寺:全員揃ってライブって1回しかやったことないんですよね。やりたいですよね、ライブ。
山形:あー、やりたいですね。

09. 不条理コズミック

─ アコースティックライブ ─

西寺:これも初めてみんなの前で歌いますよね。実はレコーディングの時はバラバラに歌っていたので、二人で一緒に歌うのも初めてなんですよ。でも今日は集まって1回目からできてたよね?
山形:できてました。同じバンドメンバーなんだなーって思いました。
一同:笑
西寺:お互いリードボーカルなんですけど、どっちがハモってわけでもなくて、本気で二人が歌ってるんだけど、上手く噛み合ってるっていうなかなか不思議な曲です。気持ちいいですよ、シンガー同士が歌ってるなっていう。こうやってマジペパでやってることも凜音ちゃんの他では出せない一つになってたらいいなって思ってやってるんですけど、特にこの曲はそういう部分がありますよね。

10. TELL DISCO

西寺:村田シゲ君の曲で、僕は彼と長いことやってますけど、彼の作曲で一緒にやったのは初めてだったんですよ。だからすごい新鮮でしたね。不思議な曲でずっとサビのような曲。
山形:「僕は作る人じゃ無いんだけどなー。」ってボソっと言ってたのは聞きましたよ。
西寺:(笑) あと、1個大情報があるんやけど。北海道のシゲのお母さんが「今まであなたが参加した中でマジペパが1番好き。」って。
一同:おおー。
吉田:ヤバーイ。
西寺:北海道はね、凜音ちゃんも地元ですし、このバンドでも行けたらいいなって思いますけど。

質疑応答

質問:『備長炭』の歌詞についてですが、歌詞の内容が吉田さんを思わせるということですが、吉田さん自身としてはどう感じますか?
吉田:(自分は)やる時はやるって感じなので、ファイアな感じで…あれ?合ってますよね。やる 時はやるから、おお~ってなりました。共感?そうかもな、みたいな。

質問:アルバムのブックレットのところにスタイリングが吉田さん本人と書いてあったんですが、バンドに合わせて衣装は選んだんですか?
吉田:そうですね。マジペパっぽい服を私のクローゼットから選んで。
西寺:本当はスタイリストがちゃんといたんですよ。年齢も違うし、友達とかではなく僕が選んできたメンバーってことでスタイリストは必要だと思ったんですけど。でも凜音ちゃんに関しては変にプロのスタイリストが選ぶより、凜音ちゃんは凜音ちゃんの年代として選ばないと意味が無いよねと。最初はそのスタイリストさんが選んだ黒い革ジャンの写真が送られてきたので、イヤイヤそんなロックだから革ジャンを女の子に着せようとかそんなんはいいからって言ってたら、凜音ちゃんが黒い革ジャン選んできたっていう(笑)
一同:爆笑
西寺:大人だけのLINEグループの中で「いや、凜音ちゃんはそんなんじゃない。」とか(笑)ただ、自分が選んだ革ジャンと誰かが選んだ革ジャンとは違う、さすが吉田凜音って。シゲと大笑いして。

ENDING

トークイベントの後は吉田凜音による、ソロライブへ。バックダンサーをつとめる「NATT!」とも合流し、「Fantaskie」からの楽曲を披露する。

『恋のサンクチュアリ!』『真夏のBeeeeeeaM.』など、5曲を歌い終わると、トークからアコースティックライブ、ソロライブと盛りだくさんとなった、マジペパ・吉田凜音イベントは軽やかに幕をおろした。

Official Trailer