ハコムス鉄戸美桜卒業公演。最後も笑顔の花を咲かせながら「ごきげんよう」

IDOL, LIVE REPORT

2018年3月21日、AKIBAカルチャーズ劇場にて「ハコイリ♡ムスメの定期便3月号~君に出会えてよかった~」が開催。

この公演では、2014年のハコイリ♡ムスメ(略称・ハコムス)結成から活動を続けてきた鉄戸美桜が卒業。「ハコムスの歌姫」「失恋女王」と呼ばれてきた彼女にあわせたセットリストや、彼女にまつわるメンバーからの愉快なエピソードトークなど、さみしさもありつつ笑いにあふれた卒業公演となった。

オープニングは、鉄戸と江の島へと向かう思い出の一日を巡るようなムービー。一枚一枚のフィルムを追いかけていくと、やがてメンバーがステージに登場し、1曲目はRYUTistとコラボした柳♡箱(RYUTistとハコイリ♡ムスメ)から『ともだち』を歌う。

歌詞に重なるようにメンバーも互いに目を合わせ歌い進むと、いつもの挨拶から我妻桃実が「今日で美桜が卒業します!なんか、あっという間だね。」と話しつつ集まった観客に感謝を伝える。話をふられた鉄戸は「まずドレスを見て。」とスタッフと相談して用意した赤いドレスと花冠を嬉しそうに見せる。そのまま「最後まで楽しんでいっていただければいいなと思います。」と言うと「並んで!」とメンバーに指示し、笑いに包まれる中CoCoの『なぜ?』へ。

『約束のポニーテール』と続けると、ここでトークコーナーへと移り、今まで鉄戸に振り回されてきたという“鉄戸被害者の会”からの声が。モニターに映し出された文字に「なんでよー。」とふてくされる鉄戸の元に、セクシーしりとりに参加させられそうになった星里奈、よろしくない写真を所持されている阿部かれん、鈴木プロデューサー、さらに井上姫月から報告が届く。

ふくれつつも「焼肉はおごってもらったけど…。」と話す井上に「おまえそれは言うなよ♪」とすかさず鉄戸が照れ笑いのそぶりを見せると会場は大爆笑。結局は鉄戸に上手く転がされる形でなごやかな時間は過ぎ、そこからはハコムスオリジナル曲のコーナーへと続く。

前半は初のオリジナル曲である『微笑みと春のワンピース』など3曲。そして後半はファンから鉄戸が「失恋女王」と呼ばれているということもありつつ失恋曲の2曲。

後半の2曲は遠くに暮らしている大切なともだちがカバーをしてくれているということを紹介すると、ここで新潟からそのともだち、RYUTistが会場にかけつける。この2組での2マンライブ開催のお知らせもあると、鉄戸への花や贈り物など手渡す。

続いてはユニット曲の披露ということで我妻が「どの曲もちゃんと美桜がいる曲ですね。」と説明すると「いや、当たり前でしょ。」と鉄戸からつっこみも入り、また笑いの中、かわいく『日曜はダメよ』を井上と。

さらに星里奈、塩野虹と続けると、4曲目は我妻と斉藤由貴の『AXIA~かなしいことり~』を披露する。

ユニット曲の感想を言い合う中、時間は過ぎ公演も後半へ。ここではメンバーから鉄戸への手紙を年下から順番に読み上げていく。「絶対泣いてしまう。」と立ち位置に着く鉄戸。

「鉄戸美桜さんへ。」とまずは最年少の戸羽望実が読み始め『いちご水のグラス』を一番に鉄戸の歌声が好きということで、歌を続けて欲しい気持ちを伝える。虹野は少しずつ仲良くなり、ずっと行きたかったご飯を一緒に行ったことを「夢が叶ったような気がしました。」と大きな感謝とともに伝えた。

面白くて楽しい性格が好き、目の無くなる笑顔が好き、と数えていく寺島和花は語るうちに涙声に。「私は美桜ちゃんを見て学ぶことがたくさんあります。」と伝えると、しっかりと抱き合う。

井上は「一人一人に向き合ってくれて、本当に優しい人だなと思います。」と話すと、鉄戸が受験期間にて活動休止中だった時に感じた大きさから、卒業を迎える今「とても不安です。」と伝える。しかし、それを超えて「美桜ちゃんよりすごい人になれるようにがんばります。」と前向きな言葉を続けると「たくさん遊んでくれてありがとう、たくさん相談にのってくれてありがとう。」と結んだ。

吉田万葉は初めて鉄戸と出会った時、「ハコムスのメンバーとして大切にしていって欲しいのは笑顔。」と教わったことを振り返り「たくさんの笑顔の花をぱっと咲かせちゃう美桜ちゃんはずっと万葉のあこがれです。」と伝える。星里奈は加入当初いつも緊張していた自分が「心から自然に笑顔を出せるようになったのは美桜ちゃんのおかげです。」と話す。「もっと素直に甘えておけばよかったかな。」と正直な気持ちを伝えると「また会える日を。」と結んだ。

阿部かれんは「お疲れ様でした。」とその2期生としてともに活動した約3年間を「かけがえのないもの。」と笑顔を見せる。「これからも美しい桜のように咲き誇っていてね。」と鉄戸へのエールを送ると、最後は我妻が手紙を読む。

「美桜!」と明るい声から、「やさしさがあって、守りたい大切なもののためなら強くなれる。」とその人柄を話し、鉄戸卒業後も「ハコイリ♡ムスメは私が守ります。」と気持ちを伝える。さらに「これからもお互いがんばっていきましょう。」の激励から「愛してるよ。」と伝えると、鉄戸も「愛してま~す。」と感極まる声で応えた。

鉄戸は観客に向けて、これまでの感謝の言葉から、「(最初は)一人欠けてもハコムスじゃなくなる。」と思っていた気持ちを話す。しかし、現在のメンバーがオリジナルメンバーの作ってきたものを守ろうと努力する姿に「みんながハコムスになってくれて本当によかったと思います。」と話すと、メンバーに「ありがとう。」の言葉。

我妻や家族、ファンに大きな感謝を届けるうちに「卒業するのがさみしくなってきました。」と正直な気持ちを明かしつつも、最後は「自分の夢を絶対に叶えて、また、みなさんの前に絶対に戻ってきますのでそれまで待っていてください。」と約束。

鉄戸への応援の気持ちを込めて、と公演も終盤へと向かい『Like a Shooting Star』から3曲を続けると、鉄戸は観客の顔を見て「みんなに背中を押してもらっているような気がします。」の言葉から締めの言葉をつとめ「ごきげんよう!」とステージを降りた。

観客からのアンコールもかかると再びメンバーが登場し、『Moonlight Express』から、最後の歌は斉藤由貴の『ストローハットの夏想い』。鉄戸はやり切ったように笑顔をこぼす中、ゆっくりと歌い始めるとラストは花冠を外し、そっと椅子にかけると、ゆっくりとステージを後にした。

鉄戸美桜の卒業を見届けたハコイリ♡ムスメは、今後も新定期公演やワンマンライブなど、さらなる活躍を目指し2018年を進んでいく。

■20180321ハコイリムスメ鉄戸美桜卒業MOVIE

■SET LIST
()はカバー元アーティスト

01. ともだち
02. なぜ?(CoCo)
03. 約束のポニーテール(三浦理恵子)

04. 微笑みと春のワンピース
05. レモネード・キッス
06. ハコいっぱいのプレゼント

07. 真夏の恋のファンファーレ
08. さよならのプリエール

09. 日曜はダメよ 鉄戸美桜・井上姫月(三浦理恵子)
10. あたしの靴あなたの靴 鉄戸美桜・星里奈(チェキッ娘)
11. いちご水のグラス 鉄戸美桜・塩野虹(斉藤由貴)
12. AXIA~かなしいことり~ 鉄戸美桜・我妻桃実(斉藤由貴)

13. Like a Shooting Star(アイドリング!!!)
14. Be My Diamond!(ribbon)
15. なかよし(上田愛美)

<アンコール>

16. Moonlight Express(CoCo)
17. ストローハットの夏想い(斉藤由貴)


■INFO

青春の音符たち

「青春の音符たち~Respect for 80’s&90’s」
2018年2月13日(火)発売/¥3,000+税
HKCD-005

<収録曲>
M1:少女時代/斉藤由貴(1988年)
M2:はんぶん不思議/CoCo(1990年)
M3:アンブレラ・エンジェル/おニャン子クラブ(1986年)
M4:ドタバタギャグの日曜日/チェキッ娘(1999年)
M5:あのコによろしく/ribbon(1988年)(1990年)
M6:眩しくて/Qlair(1992年)
M7:約束のポニーテール/三浦理恵子(1993年)
M8:土曜日のタマネギ/斉藤由貴(1986年)
M9:泣かないでエンジェル/Qlair(1992年)
M10:夏休みは終わらない/おニャン子クラブ(1986年)
M11:海へ行こう~Love Beach Love~/チェキッ娘(1999年)
M12:なかよし/上田愛美(チェキッ娘) (1999年)

※各種配信サイトでも配信開始!

■ハコイリムスメ「はんぶん不思議(CoCoカバー)」MV

■LINK
ハコイリ♡ムスメ公式サイト:http://hakoiri-musume.com/
ハコイリ♡ムスメ公式Twitter:https://twitter.com/hako_musu