伊豆シャボテン動物公園にてミナミコアリクイの「ケイ」が誕生。SNSで話題の「コン」「トト」に弟が

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<以下プレスリリースを引用>

伊豆シャボテン動物公園では、2020年6月2日(火)に誕生したミナミコアリクイの赤ちゃんを人工哺育しており、現在、生後2週間を過ぎて順調にすくすくと育っています。

赤ちゃんはオスで、父「ドン」(推定11才)と母「ココア」(7才)の間に誕生し、「ケイ」と名付けられました。

小さい「ケイ」

母親は5度目の出産ですが、昨年3月に誕生した「コン」、同年11月の「トト」と、兄2頭の出産時と同じく今回も育児放棄をしてしまったため、赤ちゃんが衰弱する前に飼育員が保護することになりました。

以降、飼育担当者が親代わりとなり保育器に入れて人工哺育を開始、1日6回約3時間おきに授乳を続けており、保護当初は体重293gでしたが現在は498gを超え、順調に成長しています。

「ケイ」授乳の様子

赤ちゃんは「ケイ」(漢字表記では「繋」)と名付けられました。この名前には親子・兄弟とのきずな、繋がりがずっと続きますようにとの飼育員の願いが込められています。「ケイ」は生後初日からほぼ毎日、体調に注意しながら温室内のジオラマ通路にあるミナミコアリクイの展示場などで両親や兄の「コン」「トト」と“顔合わせ”をしています。

今後は離乳期がある程度終わる3~4ヶ月ほどを目途に、家族のもとへ戻れるように訓練を続けていきます。

ミナミコアリクイ「トト」(左)「コン」(右)

■公式サイト
https://izushaboten.com/

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