mini通信:マジパンひまわり先生の連載第4話更新!

南沢奈央、馬場ふみから出演、神奈川芸術劇場プロデュース 『恐るべき子供たち』上演開始!囲み取材コメント

2019年5月18日(土)~6月2日(日)までKAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>にて、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『恐るべき子供たち』が上演。公演に先駆けて5月17日には公開ゲネプロ及び囲み取材が実施された。

■南沢奈央(エリザベート役)コメント

カンパニーとしては和気あいあいで、皆さんが今回適役で、普段のポジションも役のポジションに沿っているようで、例えば柾木さんは本当の弟のようで、ちょっと優しくしようとすると照れて、のど飴あげると言ったのに「いらない」と返されて、「受け取ってよ~」というやりとりがあったり(笑) 松岡さんは最年少なのにしっかりしていて、皆の間を取り持ってくれて本当に助かりました。馬場さんは、異なる二役を演じているのですけれど、まったく違う雰囲気で、私も楽しませてもらっていますし、お芝居がとても好きなのだなあと感じます。

私が演じるエリザベートは、これまであまり演じたことのない役柄なのですが、稽古が始まってキャストの皆さんと打ち解けて、遠慮しなくなったころから何かが変わりました。その頃に、白井さんからも「エリザベートらしくなった」と言っていただけて。稽古をしていく中でいろいろな発見があったり、白井さんからのヒントを頼りに役を作り上げてきた感じです。

照明や装置から音楽、キャストやスタッフの皆さんも含めてとても素敵な環境で作品に携わらせてもらっているなと思っています。こんなにセットの何もない舞台は初めてで、まるでリングに立たされているよう(笑) 子供時代の雪合戦のシーンから物語が始まるのですが、そこから私たちも全力なので、そして最後までそのエネルギーに満ちた状態で終える作品にしようと思っていますので、ぜひ劇場に足を運んでください。

■柾木玲弥(ポール役)コメント

──製作発表時には、これから本をよく読みこまないと…とおっしゃっていましたが、稽古場では普段もまるでポールのようだったとのお話があります。役をつかむことが出来たのでしょうか?

何かのきっかけがあってということではありませんが、稽古で皆さんと合わせていくうちにだんだん自分の中でポールができあがってきたと思っています。ぜひ劇場に、生の舞台を体感しに来てください。

■松岡広大(ジェラール役)コメント

今回、ストレートプレイに初挑戦ですが、一つ一つの言葉の意味を理解して、これまで以上にエネルギーを使って大切に演じていかないと、と感じています。これまでのミュージカルでも勿論大事にしてきましたが、より言葉の大切さを意識していかないと、伝えたいこと、この作品の良さがお客様に伝わらないのでは…と思っています。明日からのプレビュー公演で「表現の幅」をもっと広げて臨みたいです。

■馬場ふみか(ダルジュロス/アガート 二役)コメント

──二役演じることの面白さや難しさはどんなところ?

二つのまったく異なる視点から、この作品を考えられるこという面白さがあります。一方で、ワンシーンごとにその切り替えをしなくてはいけませんので、スイッチングの難しさを感じました。ぜひ二役の違いにも注目していただきながら、この作品全体を楽しんでもらえれば嬉しいです。

■白井晃(演出)

「恐るべき子供たち」は、「春のめざめ」に続いて思春期にある人たちの心の状態を表現する作品です。ですが、大人になる途上での葛藤や苦悩を描いた「春のめざめ」に対して、この作品は大人になることを拒否している子供たちが、それでも大人にならざるを得ない自分を殺してしまうという、全く違うアプローチになっています。上演台本を小説から戯曲化してくださったノゾエ(征爾)さんは、ジェラールの目線で描いてくれて、そこが面白いと思いました。

今回のキャストの皆さんはとても大人に感じました。俳優としても真面目ですし、こちらの要求に対してレスポンスも早くて、むしろそれだけこちらの要求も多くなってしまって(笑) プレビュー公演を経て、もっとブラッシュアップしていきたいと思います。

■恐るべき子供たち

<あらすじ>
美しくも残忍で傲慢な姉エリザベートと、青白い肌の美しい弟ポール。ある日、雪合戦の最中、憧れの同級生ダルジュロスが投げた雪玉がポールに命中し怪我を負う。ポールの友人・ジェラールは、ダルジュロスが故意に雪玉に石を入れたと主張するが、ポールはダルジュロスをかばう。その怪我が原因で、ポールは学校に通うことが出来なくなり、家で自由気ままな日々を送る。

病気の母が亡くなり、モデルとして働き始めたエリザベートは、モデル仲間のアガートを時折家に招くようになる。ポールはダルジュロスに似たアガートに密かに思いを募らせるが、姉に悟られまいと、あえて彼女を邪険に扱う。やがて、エリザベートが、亡くなった夫の莫大な遺産を継ぐと、エリザベート、ポール、ジェラール、アガートの4人の奇妙な生活が始まる。

<公演概要>
タイトル:KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『恐るべき子供たち』
原作:ジャン・コクトー
[コクトー 中条省平・中条志穂:訳「恐るべき子供たち」/光文社古典新訳文庫)
上演台本:ノゾエ征爾
演出:白井晃
出演:南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大 馬場ふみか デシルバ安奈、斉藤悠、内田淳子、真那胡敬二

会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ

URL:https://www.kaat.jp/d/osorubeki

公演日程:5月18日(土)~6月2日(日)
(プレビュー公演 2 回、本公演 14 回、計 16 回公演)

<チケット料金>
プレビュー公演:5,000 円(全席指定・税込)
本公演
一般:6,500 円
U24:チケット3,250円
高校生以下割引:1,000 円
シルバー割引(満65歳以上):6,000円

チケット取扱:チケットかながわ
0570-015-415(10:00~18:00)
http://www.kaat.jp/

窓口:KAAT神奈川芸術劇場2F(10:00~18:00) ほか
企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
著作権代理:(株)フランス著作権事務所 ジャン・コクトー委員会会長 ユーグ・シャンボノ氏提供