山下リオが「新しい大人の扉を開いたような写真集」をリリース!正直な美しさを込めた作品に

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今年4月、グラビアに初挑戦し話題を呼んだ女優・山下リオの17年ぶりとなる写真集『Selenge』が、12月13日(金)に講談社から発売。発売を記念して、12月14日(土)には発売記念会見も開催されました。

本作は、日本グラビア界初となるモンゴルでの撮影。雄大な景色の中で魅せた覚悟と新境地、自身を限界までさらけ出した渾身の一冊となりました。

会見に登壇した山下は、デニムに革のベルト、大きめのネックレスと、シックさとワイルドさをあわせたスタイル。「何度も自分でも見返しましたけど、見るたびに新しい発見があり、この瞬間でしか切り取れない場面をたくさん撮っていただきました。14歳から仕事をしてきて、やっと30を超えて、新しい大人の扉を開いたような写真集になったと思います」と、まずは本作を見た感想を話します。

力強い眼差しのカットをお気に入りに選んだ理由を、「鏡を見た時に自分の顔がよくわからない時があるんですが、自分の顔の答えが載っていたような気がしたんです。これが私だ、と自分の中でも大事な1枚になったと思います」と明かしつつ、しかし、「私、撮られることが、正直ほんとに苦手でプライベートで撮られる時でも照れくさいんです」と意外なコメントも。

お気に入りカット (C)東 京祐/講談社

本作では、「ありのままでいられるのかが本当に自分の中でも課題だったというか。でも今回の撮影では、夕日の美しさに涙がこぼれている瞬間を自然に撮られていたカットもあって自分自身驚きました」と発見も明かしました。

撮影の舞台にモンゴルを選んだのは、「競馬の騎手を目指したかったぐらい馬が大好き」という理由から。

(C)東 京祐/講談社

「5泊6日の旅の流れで写真集も構成されているので、いろんな景色や私の表情や心情の変化が表現されています」と語ると、日照時間の長い時期とのことで日に12時間以上の撮影もあったとのこと。「写真集ってご褒美旅みたいなイメージがあったんですけど、かなりストイックで、肌もカサカサになるし、 あとはお湯が出ないとか(笑)いろんなハプニングとも向き合っていく中で、ありのままの私になったかと思います」と過酷だった旅の思い出も飛び出します。

また、地名である『Selenge』がタイトルですが、「言葉自体が清く美しくのような意味を持っていて、すごく美しい地名だと思ったんです」と言うと、「正直な自分でいることがそういう美しさに繋がっていくと感じて、正直な写真集です、と思いをこめ込めました」と作品にかける思いも明かしました。

現在はフリーで活動する山下。現状について問われると、「自分からどんどん提案できる環境を面白く感じています。この写真集を作る過程でも意見をたくさん出してチーム感が強かったですし、そういった結束力をすごく体感していて、それがいい作品により繋がっていくことを実感する機会が増えました」と、手応えを感じている様子。

今後の活動やプライベートについては、「私は未知のものに対する興味がすごくあるので、なんでもやりたい気持ちが強いんです。過酷な旅でもなんでも面白がれるのは強みだと思っているので、来年もいろんな役柄にチャレンジしたい。プライベートは1人旅が好きなので、来年もペルーとか行こうかな?」と笑顔も溢れます。

最後は、「コンプレックスが丸裸になってしまう部分もあり、怖さもあったんですけど、でもこうやって出来上がるとすごく素敵な作品になったと思っています。今回は紙だけで楽しんでいただきたくて、デジタル版はないんですが、この本がたくさんの方の手に渡りますように」とメッセージを届け、会見は終了となりました。

山下リオ写真集『Selenge』

著書:山下リオ
価格:4,400円(税込)
発売日:2024年12月13日
仕様:128ページ
ISBN-13:978-4065373286
出版社:講談社

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