2016年12月から「みんなで青春しませんか?」をコンセプトに、メンバーそれぞれが3年という期限付きで活動しているtipToe.。
花咲なつみ、都塚寧々、三原海、成瀬ゆゆかのメンバーでスタートすると、翌2017年6月には学業のため成瀬が脱退となり、その後7月に椋本真叶、日野あみが新メンバーとして加入する。
さらに翌年2018年3月には成瀬が復帰を果たし、6人のグループとして着実に歩むべく、同月には1st full album「magic hour」を発売。
アルバムは好評となり、注目が集まる中、活動の幅も順調に広げつつある。そんな彼女たちにこれまでについてやメンバーについてなどインタビュー。
8月にはさらなるリミテッドシングルのリリースや3rdワンマンライブも予定されている中、話をうかがった。
──本日はあらためてみなさんについておうかがいしたいと思っています。まずはtipToe.というグループについて教えていただけますか?
花咲なつみ:一緒に青春しませんか?というコンセプトで活動してはいるんですが、一言で言い表すとなると難しいですね。
──グループの雰囲気などについては?
花咲:まったりしてるかな?
椋本真叶:みんなマイペース。
──例えば楽屋で騒がしくしている方なんかはいたりしないんですか?
椋本真叶:あみ(即答)
一同:(笑)
日野あみ:あんまりステージ上では騒がしくないんですけど、普段が騒がしいって感じです。
花咲:騒がしいというか言動がやばいです。
──天然?
都塚寧々:天然…ではないですね、わけがわからない。
椋本:私たちには理解できないセンスを持っています。
花咲:オーディションの書類で体重のサバ読みはダメだと思うから身長を高く書いておいたとか。
──(笑)
日野:体重を下げられない代わりに、どっかでカサ増ししてやろうと。
──それはtipToe.に対して情熱があったということですよね。
日野:情熱ですよね。
──それでは新メンバーが入ってきたりや、また戻ってきたりなどありますが、それによって起こった変化などはありましたか?
花咲:それまで暗かったんですけど(笑)、あみちゃんとまなちゃんが入ってきて、むっちゃ明るくなりました。
日野:ありがとうございます。
花咲:まなちゃんのおかげでもっとやらなきゃという風にもなりました。明確に何をやらなければと指示してくれるので。こう、新メンバーは情熱が。
──やはり情熱。気後れせずに話すんですね?
椋本:仕事に関して思うことはズバッと言っちゃいますね。
花咲:助かります。
椋本:ありがとうございます。
──成瀬さんが戻ってこられてからの変化は在りますか?
花咲:でも、もともといたから、そのまま自然にという感じで。
日野:6人になってから、さらに目標があって、それが現実味を帯びてきているからもっとがんばらなきゃなっていうのはあります。
花咲:モチベーションが上がってきた感じはありますね。
──そういうタイミングでアルバムのリリースもありましたが、そこでの変化なども感じますか?
花咲:リリースイベントなどでは、新しいファンのかたも増えたように思います。
──アルバムの中身についてなどはいかがでしょう?
日野:アルバムだから集大成みたいな。一年目のtipToe.の区切りを感じます。
椋本:ファンの方には、ちゃんと聴き込むこともできるし、生活のBGMにもできるので、ずっと聴いていられると言われますね。
──個人的に好きな曲なんかはありますか?
三原海:一つに絞れないんですが、自分がやる側として好きなのは『クリームソーダのゆううつ』で、リスナーとしては『ひとりごと』です。それぞれ全然ジャンルが違ってて…。
──やると聴くでは当然違いますよね。
三原:『クリームソーダのゆううつ』は踊ってても歌ってても気持ちいいって感じ。私は可愛い曲の振りとか仕草が苦手で『ひとりごと』はぶりぶりって感じで、ほんと苦手なんですけど、『クリームソーダのゆううつ』みたいな、観せる、っていう曲はやってて合ってると思います。でも聴くなら『ひとりごと』。
成瀬ゆゆか:私は海ちゃんとまったく逆かも。『ひとりごと』の歌詞がすごい好きで、やってるからこそすごく染みるし、『クリームソーダのゆううつ』は聴く側として好きですね。
花咲:私は聴くのもやるのもわりと同じかも。暗いのとかかっこいいのが元々好きで、声も明るい声じゃないので、『ハートビート』とか歌うのも踊るのも、聴くのも好きです。
──今後はどういう曲にチャレンジしたいなどありますか?
椋本:今度はもっとストーリー性があるというか。一個の曲で作品になるようなものもやってみたいですね。
花咲:雰囲気を醸し出すような。世界観のあるというか。
三原:私は逆に沸き曲が欲しい。今ある雰囲気のあるものも極めていきたいのはあるんですけど、その差で沸き曲もあるんだぞって。tipToe.ってジャンルは決まってないからこそ、雰囲気ある曲から沸き曲まで、それでその差も大きかったら面白いかもって。かわいいだけじゃなくて、沸ける、みたいな。
──たしかにイメージは清楚、かわいいというところですよね。先日のギュウ農フェス出演で感じたところなんかも?
三原:まさに、それで。もちろん成り立ってはいたんですけど、ここでもし沸き曲みたいなのがあればフェスとかで勝負曲になるなって。フェスだと、みんな野外で盛り上がりたい気持ちがあるし、そういう曲が一曲でもあればどんな場所でも勝負できるなって思います。
──なるほど、もっと外に向けてという。
一同:うん。
──今はいろんなフェスもありますが、どこに出たいなど希望はありますか?
三原:とりあえず夏フェスは全部出たいです。でも、どういうところでも馴染めるし、どこでもウェルカムです(笑)
一同:(笑)
──tipToe.は活動期間が3年と決められていますが、現状ではみなさん意識はされていますか?
椋本:資料とかに期間が書かれているのを見たりすると、あとこれだけしかないんだって実感しはじめて、6人でもっと大きくって強く思うようになりました。
──なるほど、都塚さんはいかがですか?
都塚:時間が無いので、そうだと思います。最初は3年って長いなと思っていたんですけど、今は1年以上やってきて意外と短いなって思いました。
──ここまでで都塚さんは静かな印象ですが、普段もこのような感じですか?
三原:いや、そんなことないですよ。
──最後のターンまでためたので、ここでみなさんに都塚さん紹介をしていただけたり…
三原:いや、いいんですこれで。ファンのみんなにはむしろこれで。
日野:ウチらだけの独占で。
成瀬:そうだね。
三原:かわいいってところだけを外に発信すれば。寧々ちゃんの面白さは我々だけで。
──ますます気になってきます。
三原:こちらの独占欲を満たします。
──こちらで探さなければならないという…?
成瀬:がんばってください(笑)
三原:うん、がんばって。
日野:うちらは2回に1回くらい面白いねねちゃんに会えるけど。
三原:実はけっこう多いよね。
日野:ファンのみなさんは10回に1回。
──狙って面白いことが言えるタイプですか?
三原:ボキャブラリーが豊富で歌詞みたいな綺麗な言葉を考えられるんですけど、それが行き過ぎて面白くなっちゃう。
成瀬:新鮮だよね。
──ファンの方は思い当たるところもあるかも知れませんね。それでは最後はそんな都塚さんに締めていただければと思います。
都塚:え。…もっと大きなところに立ちたいと思っています。
──好きな食べ物はなんですか?
都塚:アイス。
──本日はありがとうございました。
■tipToe. – クリームソーダのゆううつ Music Video
tipToe.はこのまま夏フェスなどへ出演を狙いつつ、7月8日のコンセプトワンマンから、8月15日のリミテッドシングルのリリース、8月18日の3rdワンマンなど独自の世界観を展開していく。まさに“青春”を切り取ったような物語性のある楽曲は一聴の価値あり。等身大の共感から、あの時の忘れ物まで、それぞれの心のどこかに響く彼女たちのライブ。ぜひ体験していただきたい。
■INFO
1st CONCEPT ONEMAN@青山月見ル君想フ
日時:2018年7月8日(日) 開場11:10 開演11:50(予定)
場所:月見ル君想フ
3rd ONEMAN
日時:8月18日(土)daytime
場所:渋谷WWW
■LINK
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