東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第30弾として、2020年10月17日(土)より「さくらの親子丼」が放送。今回、作品中で重要な役割を果たす子どもキャストが発表となりました。
発表されたキャストには、第15回国民的美少女コンテストグランプリの井本彩花さんをはじめ、hibikiさんや倉島颯良さんなど、個性豊かで才能あふれる9名が集結し、真矢ミキさんとの熱い芝居を魅せます。
子どもシェルター『第 2 ハチドリの家』を巡る子どもたち
門倉 真由子(18)… 井本 彩花
【役どころ】
『第 2 ハチドリの家』入居者。家族からの虐待をきっかけに非行に走り、『第 2 ハチドリの家』に入居。とある出会いが彼女の心に変化を起こすが……。
【コメント】
「さくらの親子丼」は第 1 弾、第 2 弾を見ていた作品だったので、第 3 弾に携わることができ心から嬉しく思います。初めて役の重さを感じていていますが、そのプレッシャーを乗り越えられるように、“自分は大丈夫だ”と心から信じて、日々の撮
影に取り組んでいます。私が演じる真由子は他の役に比べて“色”が薄いと感じています。特別暗いわけでも、明るいわけでもない。根はしっかりしていて真面目だけど、過去のことがきっかけでシェルターにやってきた子。どうやって真由子の“色”を目立たせればいいのか悩んでいました。ですが、演じていくうちに見えてくるものがあり、無理に形にはめなくてもいいんだと気づきました。真由子の過去を心に留め、私らしく思いっきり演じます。真由子はセリフのない表情だけのシーンや、1 人のシーンが多いので表情を大切にしていきたいです。
今回は事務所の大先輩である真矢さんとドラマで初めての共演ができたのも、本当に嬉しく思っています。真矢さんと 2 人のシーンのときに悩んでいることの相談に乗ってくださったり、アドバイスをいただいたりと、とても気が和らぎました。演技の相談以外に、プライベートのことでも気さくに話しかけてくださり、真矢さんとお話するのが楽しいです!
また、撮影現場で印象的なのは何といってもお料理です。食事のシーンで出てくるお料理が美味しすぎて、撮影が終わった後
も食べています(笑)必ず完食しています!今年は夏らしいことができていなかったのですが、タイトルバックの撮影でハチドリの家のみんなと花火ができたのも嬉しかったです。
真由子という素敵な役と真摯に向き合い、一皮むけ成長できるように頑張ります!真由子が過去から立ち直ろうとする姿、心
情の変化を皆さんにお届けできたらと思います。そしてこの作品を通して、今この世の中で起きている知らなかったことに目を向けることができたので、幅広い年代の方に見ていただきたいです。
生きるとはなにか、生きることの大切さを教えてくれる心温まる作品になっています。
放送を楽しみにお待ちください!
高野 みどり(18)… hibiki
【役どころ】
『第 2 ハチドリの家』入居者。キレると手のつけられない一番の暴れん坊。隼人とは喧嘩ばかりしている。面倒臭い奴と思われているが、その心根は……。
【コメント】
「さくらの親子丼 2」を見て衝撃を受けたのを覚えていて、作品に携われるチャンスがあるならと思いオーディションに応募しました。
出演が決定した時には嬉しくて、でも信じられなくて、撮影が始まるまで嘘なのではないかと疑っていました。
私が演じるみどりは口が悪く喧嘩っ早くて、ハチドリの家のリーダー的存在です。でも、さりげなく周りをよく見ていたり、ハチドリの家を守りたいという思いがすごく強かったりと、一見そんな風には見えないのですが、隠れた優しさを芯にしっかりと持っています。
ただ、みどりの喧嘩の回数にはびっくりします(笑)
ハチドリの家のメンバーは個性豊かな方が多くて毎回の撮影がとても楽しいですし、真矢さんは昔から大好きな女優さんなので、一緒の作品に出演できることがとても嬉しいです。作中で出てくるお料理もとても美味しくて、私はまだ親子丼を食べるシーンが無いのですがカメラの回っていないところで一口もらってしまったほどです(笑)
気が強く荒っぽい性格のみどりではありますが、皆さんに愛してもらえるように精一杯演じていきたいです。
徳納 朝子(17)… 倉島 颯良
【役どころ】
『第 2 ハチドリの家』入居者。タロットカードで人の未来を占うのが得意。トラウマからか、大人に警戒心が強く、それが時に騒動を起こし……。
【コメント】
オーディションを受けるにあたって子供たちの社会問題を調べるうちに、自分も役を通して何かを伝えられるかもしれないという想いを持つようになり、強くこの作品に参加したいと思いました。撮影が近づくにつれて、責任や不安という嬉しいだけでない気持ちも膨らんでいきましたが、それは決してマイナスなことではなく、今後いい悩みを積み重ねていけるということだなという風にも感じています。
撮影現場で真矢さんに初めてお会いしたときには、底知れぬ包容力のようなものを感じました。芝居中にはアドリブで素敵なセリフのボールを投げかけてくださり、自然に役として存在できる環境を作ってくださいます。ハチドリの家のメンバーはみんな個性が溢れんばかりに強くて、休憩時間も全く飽きません。いざ撮影が始まると、みんなの現場での佇まいや芝居から学ぶことが多く、色濃い時間を過ごしているなと実感しています。
今回、「さくらの親子丼」という空間に、徳納朝子役としていられることに感謝の気持ちでいっぱいです。どの場面でも新鮮な気持ちを忘れず、キャストの皆さんとともに作品を作り上げていきたいと思っています。ぜひ、土曜の夜はテレビの前で「さくらの親子丼」を楽しんでください。
西川 夏美(18)… 西本 まりん
【役どころ】
風俗で働いていたが、『第 2 ハチドリの家』に入居することになる。あっけらかんとした性格で、何かと人の気に触ることを口にして怒らせて……。
【コメント】
難しい役どころなので演じることに不安はありましたが、この作品に携われるなら頑張りたいと挑戦を決意しました。出演が決定したときには、真矢さんとお会いできる喜びと、真矢さんをはじめ大先輩の方々と一緒にお芝居をする緊張、そして役に対する責任を感じました。
実際に真矢さんにお会いしてみると、パキっとしている方なのかと思っていましたが、ふんわり穏やかな方という印象に変わりました。
カメラが回っていないときも優しく声をかけてくださって、その優しさのおかげで緊張がほどけ夏美を素直に演じることができています。
撮影現場では同年代の方が多いので、切磋琢磨しながら演じています。すごく気さくなので、笑顔が絶えない現場で、ハチドリの家のみんなとは空き時間に学校生活の話もよくします。
第 3 弾ということで、今までの作品の雰囲気を大切にしつつも、私たちにしか作れない「さくらの親子丼」にできたらいいなと思っています。私の演じる夏美とハチドリメンバーを愛してもらえるよう、精一杯演じきります。最後の一杯まで、見守ってください。
浅尾 希望(10)… 清水 香帆
【役どころ】
『第 2 ハチドリの家』入居者。10 歳にして自分を虐待した父親を訴え、民事で係争している意思の強い少女。年上の入居者からは生意気に思えることも……。
【コメント】
「さくらの親子丼 2」を見た時に、悲しいだけでなく心が苦しくて、涙が止まりませんでした。その時私は、大人に裏切られ傷ついた子どもたちがいることをきちんと理解していませんでした。自分が知らないこと、知ろうとしないことが、すぐそばにあるということを初めて知り、「さくらの親子丼」に自分も出演したいと思いオーディションに応募しました。
私が演じる希望はハチドリの家でも最年少ながら、父親に対して相当な覚悟や憎しみを持って、でも心の底では愛してほしいと願いながら戦う姿が本当に強いと思います。そんな複雑な気持ちを演じられるように、台本をしっかり読んで気持ちを理解し、毎日法律や裁判の勉強もしています。
現場で真矢さんに初めてお会いした時には、美しすぎてとても緊張しました。ですが、カメラの回っていないところでもさくらさん同様、優しくて、明るくて、朗らかでびっくりしました。ハチドリの家のみんなもとても優しくて、妹のように接してくださいます。みんなで花火をするシーンで、なぜか私の花火だけなかなか火がつかずに困っていたら、朝子役の倉島さんがあっという間に火をつけてくれて、とっても嬉しかったです。
希望という役をしっかり演じていけるように頑張りますので、大人だけでなく幅広い世代の方々にぜひ見ていただきたいです。
片桐 隼人(18)… 遠藤 健慎
【役どころ】
『第 2 ハチドリの家』入居者。何事も単純に感じ入る性質で、喜怒哀楽が面に出やすい。みどりとは犬猿の仲で喧嘩ばかり。ただ、心の奥底では……。
【コメント】
隼人を演じたい思いは誰よりも強く、準備は誰よりもしたと思うので、出演決定した時は正直、安心しました。オーディションを通して、隼人に馴染めた状態で出演が決定して、真矢さんに初めてお会いしたときには「隼人っぽいね~」と言っていただきました。
隼人は自己中心的な性格なので、相手のセリフで得た感情次第で、それが正解でなくても一度試してみようというふうに、ある意味わがままにやらせていただいています。言いたくなったらその時に言うことも心がけているのですが、真矢さんはそのアドリブも全てさくらさんとして返してくださって、大先輩として、ハチドリの家のお母さんとして絶対の信頼をおいてぶつかっています。
新川さんとは 2 度目の共演で、自分のことを覚えていてくださってとても嬉しかったです。しずちゃんには現場で一度「しずちゃん」と呼んでしまって。「しずちゃんでいいです。大丈夫ですよ。」と言ってくださってたので、リスペクトをこめて“しずちゃん”と呼ばせていただいています。同世代のハチドリの家のメンバーとは、なんでもやり合えるよう、ぶつかり合えるように最初からガツガツ距離を縮めさせてもらっています。
みんなで苦しみ、もがきながら 1 つずつシーンを作り上げています。必ず、見てくださった方の心を動かす隼人でいます。よろしくお願いいたします!
室井 拓真(18)… 後藤田 しゅんすけ
【役どころ】
親が自分を虐待した末に事件を起こして報道される。その後『第 2 ハチドリの家』に入居してくることに。静かだが、その心に秘められた思いは……。
【コメント】
オーディションを受ける前から、台本を読んで自分は直感的に拓真だろうな、拓真をやりたいな、とイメージしていました。運命的な出会いだったなと感じております。自粛生活中に出演が決定し、今年初めてこんなに大きな声を出したんじゃないかというくらい驚いたのを覚えています。前作を見て、バトンを繋げるだろうかと不安が募っていましたが、クランクインが近づくにつれ、参加できる喜びが高まっていきました。
拓真は、一見掴みどころがなく、視聴者の皆さんを不安にさせてしまうような場面もあるかと思います。ですが、彼と同じ状況を強いられている人はたくさんいると思うので、彼らの心の叫びをどうにか形にしたいという気持ちで撮影に臨んでいます。すぐに全貌が明かされる役ではないので、難しいなと感じることも多いのですが、監督やスタッフの皆さん、共演の方々とお芝居の中で模索していけたらと思っています。
真矢さんは、撮影 2 日目に二人芝居のシーンで初めてお会いしたのですが、劇中のさくらさんと同様に包容力のある方だと思
いました。物語の展開の中で、さくらさんが拓真の抱えているものと向き合ってくださる場面が楽しみです。
このご時世だからこそ、皆さんの心に残るとてもあたたかい作品になると信じています。ぜひご覧になってください。
阪巻 梨花(17)… 永瀬 莉子
【役どころ】
父親から暴力的な教育虐待を受けた末『第 2 ハチドリの家』に逃げ込む。離れても父親の呪縛から逃れられず、必死に勉強に励むが……。
【コメント】
「それぞれの断崖」以来、1 年ぶりにオトナの土ドラに出演することができて嬉しいです。ハチドリの家のメンバーはみんな何かを抱えていてどの役も難しい役どころですが、自分のお芝居で多くの方の心を動かしたいと思い挑戦を決意しました。
梨花は教育虐待の問題を抱える内気な性格ですが、本来は普通の女子高生なので、可哀想な子という捉え方だけで見られ
ないよう強さや芯のある演技を心がけています。
作品は暗い場面もありますが、撮影現場は明るく楽しいです。役に向き合う上でもオンオフがしっかりできる現場の空気感が良いなと感じています。真矢さんはとってもチャーミングで素敵な方で、現場にいらっしゃるだけでパッと華やかで明るい雰囲気になります。さくらさんの親子丼を食べるシーンでは、出来たての熱々で食べるのに苦戦しましたが、この作品の仲間入りをできた気がして嬉しかったです。
「さくらの親子丼」は愛のあるあたたかい作品です。様々な悩みに立ち向かう姿に共感してもらえる場面もあるので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです!
岡林 大樹(18)… 細田 佳央太
【役どころ】
地域の役員・岡林の長男。虹ヶ丘高校バスケットボール部に在籍。優等生だが、真由子との出会いから、世界観を激しく揺さぶられることに……。
【コメント】
「さくらの親子丼」は、毎シリーズお話の内容がとても素敵なので、絶対に役を勝ち取るという気持ちでオーディションに臨みました。出演が決まったときは純粋に嬉しかったです。
作品ではハチドリの家のみんなの過去や個性も描かれていますが、僕が演じる大樹はハチドリの家の入居者ではなく、そういったことを知らない存在としてハチドリの家に介入していきます。素敵なストーリーだなと感じた反面、プレッシャーでした。演じる上では、浮かないようにしようというのを 1 番に考えています。爽やかな青年でリーダー感も持っている中、チャラついて見えないように気を付けています。
撮影現場では、真矢さんが他のキャストと休憩中に「あの子達は本当に喧嘩のシーンが多くって」と話していたのがとても印象に残っています。ハチドリの家の子たちをとても可愛がっているんだなと、本当の母親のようだと感じました。また、肉料理が好きなのでさくらさんの親子丼をめちゃくちゃ食べたくて(笑)。自分で真似て作ってみたのですがうまくいかなかったので、ぜひ食べられたらいいなと思っています。
物語後半で真反対の人生を歩んできた大樹とハチドリの家のみんながぶつかり合い、関係が大きく動き出すので、気持ちをそこに持っていけるよう全てのシーンを大事に演じていきます。ぜひ、楽しみにしていてください!
プロデューサー・中頭千廣(東海テレビ)コメント
ハリウッドスタイルでオーディションしよう!
西海岸と東海岸で容易に会えないからハリウッド映画のように一人芝居の動画を送ってもらえればできるはず・・・。
能天気に聞こえるかもしれないけれど、コロナ禍で出来ない事づくしの状況を打破したかった私は、オーディションを諦めたくありませんでした。それだけ、「さくらの親子丼」において子どもたちの存在は大きく、重要だと感じていたのです。
スマホに慣れている世代だし、なんとか成立するだろう、しかし協力してもらえたとして結局、私たちは本当にそれで分かることが出来るのだろうか・・・?
そうしてスタートした応募でしたが、有難い事に続々届く自撮り映像は、驚くほど千差万別で、個性にあふれ、当初の不安を吹き飛ばしてくれました。
普段、「よーい、ハイ」など合図があって始めるお芝居を、今回は自分でカメラをオンにし、お芝居をして、オフにする。誰も見ていない、自分の部屋でひとり芝居をする。とても演じにくかったと思います。対面オーディションでは見逃し兼ねない繊細な芝居もすくい上げていました。
それだけではありません。短い応募期間の間に、監督・主演・カメラマン・照明・録音・美術・メイク・衣装・小道具など全ての要素を一人でこなした自主映画ばりの作品たちです。なんて大変なことをお願いしてしまったんだろう。しっかり1本1本拝見しなければ!とこちらがパワーをいただいていました。
今回、応募いただいた皆さまには、この場をお借りして感謝申し上げます。日常生活で不安な中、労力をかけて映像を送って
くださり本当にありがとうございました。
そして、「さくらの親子丼」ハチドリの家に集ってくださった出演者の皆さま。困難な思いを抱く傷ついた子どもたち役ですが、撮影現場で泣いたり怒ったり、感情を封じる時もあればアクションもあって、その生命に満ち溢れているお芝居を拝見して改めて思っています。本当に出会わせてくれてありがとうございます!全10話に渡る「さくらの親子丼」。個性豊かな子どもたちの雄姿を是非ご覧になって確かめてください!どうぞ宜しくお願い致します。
「一体どうすれば良いのだろう……」
台本が徐々に上がり、クランクインが迫ってくる中で、途方に暮れていました。前作に続き「さくらの親子丼」第三弾も、舞台は民間の子どもシェルター。虐待やネグレクトなどで傷ついた子どもたちの駆け込み寺を描くにあたって、子どもたちのキャスティングは何よりも重要で、スタッフが心血を注ぐ部分だからです。コロナ禍による緊急事態宣言。その前後の自粛生活。誰も経験したことのない未曾有の事態の中、どのようにオーディションをし、キャスティングすれば良いのだろうかと。
本来オーディションは、複数の役者に掛け合いをさせる中で、その子の適性や、誰と誰の間で化学反応が起きたかなどを見るのが主眼です。しかし、この状況下で大人数の不特定の若い役者達をそうそう対面させるわけにはいかない。結果、私たちは、本人の一人芝居を撮った映像を見ることを第一次オーディションとし、その後も役者同士の対面無しで、一人ずつと会うことを最終オーディションとしました。
一人芝居の映像は、400 人以上から寄せられました。嬉しい悲鳴です。プロデューサー陣みんなが、全員の映像を繰り返し見ながら一次の選定。熱量の強い若い役者が演じる映像には、全員が心動かされました。迎えた最終オーディションには、経験ある役者でも難しいと言われる一人芝居。原作・脚本の清水有生さんや、監督陣も参加し、若い役者一人 VS スタッフの対面という異例の形式で行われました。もちろんスタッフは全員がマスク姿、役者とはディスタンスを維持するなど雰囲気もこれまでと違います。そんな中でも決して物怖じせず、しっかり役者としての自らを主張する若き精鋭の姿がそこにはありました。こうして出演が決定したのが今回の9名です。
今作では、シェルターの子どもと外部の子どもの恋が、ドラマの重要な鍵になります。その“親子丼版ロミオとジュリエット”を担う真由子役を演じるのが井本彩花さんです。第 15 回全日本国民的美少女コンテストのグランプリにして、今年は大河ドラマ「麒麟がくる」では信長の妹・お市を演じた井本さんは、今まさしく旬を迎えたところ。恋に悩みながら、実は心と身体に大きな秘密を抱えた真由子という、大変難しい役どころを演じる井本さんに注目ください。
さらに音楽と役者と両方で羽ばたく hibiki さん。高い評価を得ている映画「アルプススタンドのはしの方」で、親友に負い目を持つ難しい役を演じた西本まりんさん。朝ドラ「エール」で主役の子ども時代を演じた清水香帆さんなど、9名の若いキャストが集結しました。
真矢さんや名取さんを今にも食ってやろうと牙を剥く、若き俊英たちの熱い芝居にご期待下さい!
「さくらの親子丼」放送概要
STORY
親と子が一緒になって“親子丼”“食べること”を通じて子どもたちに愛を伝えてきた九十九さくら。あれから2年、さくらは再び子どもたちに向きあっていた。
舞台は民間の子どもシェルター、三谷桃子弁護士(名取裕子)が新たに作った『第2ハチドリの家』。九十九さくら(真矢ミキ)は、2 年前の『ハチドリの家』での経験をかわれ、再び桃子先生に頼まれスタッフとして働いていた。
父親から虐待を受けながら、その父を見捨てることができない少女に、母親に殺されかけ九死に一生を得た少年。そして父親 の虐待を裁判で訴えた幼い少女。そこには、傷ついた子どもたちが次々とやってくる。
ホーム長は、元女子プロボクサーの高瀬川多喜(山崎静代)。口癖は「子どもを傷つけるのはいつも大人。だけど、その子どもを助けるのも大人」。やり場のない怒りや悲しみを抱えた子どもたちに、ボクシンググローブを差し出し、パンチを打ち込ませ受け止めていた。さらに新米弁護士の宮部雪乃(新川優愛)もやってくる。雪乃の子どもたちへの熱心すぎる思い入れは、かえって子どもたちの反発を招き、時に激しい摩擦を起こすことに。
「子どもたちが傷ついた羽根を休めるように。そして未来にむかって歩みだせるように。オトナはその手助けをするだけ……」
様々な経験を経て、子供たちに向かうさくらの思いも深化していたが…傷つき大人に絶望した子どもたちに明日は見えるか! 九十九さくらを待ちうける、新たな試練とは?
2020 年 10 月、第3章いよいよ開幕!
【放送日時】 2020 年 10 月 17 日(土)~12 月 19 日(土)
毎週土曜 23 時 40 分~24 時 35 分(予定)初回は 23 時 50 分~24 時 45 分
【放送回数】 全 10 回(予定)
【企画】 市野直親(東海テレビ)
【企画協力】 古賀誠一(オスカープロモーション)
【プロデューサー】 河角直樹(東海テレビ)
中頭千廣(東海テレビ)
浦井孝行(アップサイド)
岸川正史(アップサイド)
【原作/脚本】 清水有生
【演出】 阿部雄一・谷川功・最知由暁斗
【音楽】 富貴晴美
【協力】 オスカープロモーション
【制作】 東海テレビ アップサイド