坂ノ上茜に人生の神回を聞く!映画『神回』インタビュー、「ヒロインをやらせてもらってありがとう」

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東映ビデオ(株)が2021年6月に立ち上げた新たな才能を発掘する新プロジェクト【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】にて、第1回製作作品に選ばれた『神回』が、2023年7月21日(金)より劇場公開。

“タイムループもの”という洋画・邦画ともに数多くの作品が存在するジャンルに挑みつつも、凡庸な青春ストーリーにとどまらず、学校という閉鎖空間の中で人間のさまざまな感情をあぶりだしていく本作。

NHK 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」<ひなた編>でヒロインの弟・桃太郎役を好演し注目を集めた青木柚が主人公・樹を演じ、そして、その同級生・恵那役を映画『愛ちゃん物語』、『ぬけろ、メビウス!!』と主演が続く坂ノ上茜が演じます。

樹の心情が変遷していく中でループし続ける時間に対峙し続ける恵那。

今回、蜜柑通信では、そんな恵那を演じる坂ノ上茜さんにインタビュー。作品のタイトル『神回』にかけて、ご本人の神回と呼べることをお聞きしました。

※今回はチェキプレゼントもいただきました!詳細は下記から♪

子供時代の“神回”は「この仕事に興味を持ったきっかけ」

──今回の作品タイトルが『神回』ということで、坂ノ上さんの神回をお聞きしていこうと思います。まずは子供時代からお聞きしてもいいですか?

子供時代の神回は、やっぱりこの仕事に興味を持ったきっかけになった時間ですね。小学生の頃はドラマをたくさん見ていて、将来の夢も作品に影響されて、クールごとに夢が変わっていました。その頃に俳優という職業があるのを知って、気になり始めました。

──特に影響を受けた作品もあるんですか?

伊東美咲さんと森山未來さんが出演されていた、『危険なアネキ』(フジテレビ系)というドラマを見て俳優になりたいと思いました。森山さんにお会いした時にそれをお伝えできたのは嬉しかったですね。当時は本当に影響されやすい子供だったし、多感な時期に色々なドラマを見ていたことが、今の自分に繋がっていると思います。

──今の坂ノ上さんの始まりのお話ですね。

それと、今の事務所ではないんですが、小学5年生の時に事務所のオーディションを受けたこともありました。それがいいところまで進んだことも、本格的に俳優を目指すきっかけになったかも知れないですね。

青春時代の“神回”は高校時代、「本当に毎日が楽しかった」

──青春時代の神回はいかがですか?

やっぱり新体操です。中学校までクラブチームに入っていて、そこで一緒だった子が高校の新体操部で同じになったりと、長い付き合いの友達も多かったです。同じ高校で一緒になるのは不思議な感じがしましたが、ずっと一緒にいて、この3年間は本当に毎日が楽しかったですね。

──ふと思い返すような良い瞬間はありますか?

毎年その部活のメンバーでお花見をしていて、お酒も飲めない年齢なのにすごく楽しくて。3月の終業式が終わったら、みんなで坂道を登って…レジャーシートを広げて…ご飯を食べて…桜をバックにジャンプして写真を撮るみたいな。

──まさに青春の一ページですね。

みんな自由で、キラキラしていて。小中学生の頃は習い事をたくさんさせてもらっていたので、高校生になって放課後に友達といられるのが嬉しかったです。だから高校の3年間はまるまる神回。

──今回はタイムループをするお話ですが、学校生活でループしたい瞬間などはありますか?

私の学年は女子だけだったんですが、全体で仲が良くてみんな大好きだったので、高校生活そのものをループしたいですね(笑)

──学年全体で仲が良いのは素敵ですね。

廊下を歩けばみんな友達のような感じで、バレンタインやハロウィンはタッパーに入れたお菓子をすれ違う人みんなに配っていました(笑)

──今も高校時代の友達と会ったりはするんですか?

私が出演している作品を観に地元から来てくれるんです。その時にご飯を食べて、近況を報告して。今でも雰囲気は変わらないですね。

舞台、そして焼肉??最近の“神回”も

──最近の神回についてはいかがですか?

先日、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』で初めて舞台に出演したんですが、その初日公演が終わった時のカーテンコールです。スタンディングオベーションが起こって感動しました。

──熱心なファンもたくさんいる「エヴァンゲリオン」シリーズの舞台化ですよね。

反応はやっぱり怖かったですし、不安もありました。

──そういう思いもあってのスタンディングオベーション。それを見た瞬間の心境はどういったものなのでしょうか?

圧倒されて、自然と私も一緒になって拍手していました。本当に不思議で、すごく嬉しかったですね。

──最近のプライベートでの神回もありますか?

ずっと行きたかった焼肉屋さんがあって、久しぶりにお休みができたタイミングで行きました!念願叶ってやっと行ったんですけど、美味しすぎて一気に食べちゃって(笑)逆にあまり食べられなくて悔しかったです。

──どういう順番で召し上がったんですか?

厚切りのお肉を食べて、ハラミ、ホルモンに、ビールも飲んで!美味しすぎて30 分ぐらいで終わりました。満ち足りて最高に幸せな30分…。

──神回らしいお話(笑)それ以外は今に繋がっているような神回ですよね。

ただ時間が続いているという感じもするし、人生って積み重ねだなって思います。俳優に関することが、自分の中で重要なポイントになっているのは、間違いないと思いますね。

映画『神回』、「ヒロインをやらせてもらってありがとう」

──それでは最後に映画の『神回』について。いかがでしょう?

5分に1回のタイムループというのは新しいし、結末もまた新しくて。じれったい時間もあるんですが、そのムズムズを経た上でのエンディングがあります。台本を読んだ時の感動がそのまま表現されていました。個人的に感動したのはラストの演出で、「ヒロインをやらせていただきもらってありがとうございます」と本当に思いました。

──たしかに印象的なラストですよね。

やりたい役をやらせてもらえることはなかなかないので、本当に光栄です。

***

映画『神回』

2023 年 7 月 21 日(金)より新宿シネマカリテほかにて全国公開。

青木柚 坂ノ上茜
新納慎也 桜まゆみ 岩永洋昭 平山繁史 渡辺綾子 横江泰宣 仁科かりん 中條サエ子
井上想良 日下玉巳 三浦健人 平山由梨 藤堂日向 岡部ひろき 三好紗椰 中村莉久 彩香 上野陽立
森一 南一恵

監督・脚本:中村貴一朗
製作:東映ビデオ
制作プロダクション:レオーネ
配給:東映ビデオ
©2023東映ビデオ

■映画『神回』公式サイト
https://www.toei-video.co.jp/kamikai/

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