映画『シンデレラガール』主演・伊礼姫奈インタビュー!アイドル役から義足の主人公役まで、素顔はサバサバ?

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進行性筋ジストロフィー(PMD)と診断されたモデルでもある森山風歩らの監修の元、「義足は障がいの象徴」とネガティブに捉えていた主人公・佐々木音羽の心の変化を描く、緒方貴臣監督の最新作、映画『シンデレラガール』が11月18日より東京・K’s cinemaほか全国で順次公開。

主人公・佐々木音羽を演じるのは、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」で主人公の推し役や、JTB「いよいよ海外旅行はじまる」などCMでも活躍中の伊礼姫奈。

蜜柑通信ではそんな彼女に、今回のオーディションへの思いや、演じた上での心境の変化などインタビューしました。

※新宿K’s cinemaでの舞台挨拶も決定!
11月18日(土):正午の回 
伊礼姫奈 辻千恵 太田将熙(以上、出演) 緒方貴臣監督
11月19日(日):正午の回 
伊礼姫奈 佐月絵美 三原羽衣 田口音羽(以上、出演) 緒方貴臣監督

岡山からキャリーバッグを引いてオーディションに

──まずはオーディション当時についてなど教えていただけますか?

それこそ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」がクランクアップした日がオーディション当日だったので、岡山からキャリーバッグを引いてそのまま行きました。その分1つ違った気持ちというか、受かりたいという気持ちも強かったですね。

──岡山県からはなかなかの道のりですよね。

なので、役が決まった時は、それが報われたと思いました(笑)この作品は、詳細をいただいた時から出演したいと思っていたので、演じられるのが純粋に嬉しかったです。

──オーディションはどのような雰囲気だったんですか?

監督からの質問も多かったので、これはちゃんとこの作品について自分の意思を持っておかないと出演するのがもったいないと感じました。自分で言葉にできることも、役作りの1つなので。

──監督の作品に対する熱意を感じられたんですね。撮影現場でもやはり想像通り…

細かいところまで聞いてくださるし、逆に自分の中で違和感が生まれた時は質問して意思も伝えることができたので、すごくやりやすい環境でした。

──演じられる音羽は義足ですが、普段の生活にも変化はありましたか?

近くに義足の方はいないですし、未知の世界、想像だけの世界だったんですけど、役作りをするにあたって、実際に義足の方にお話をうかがうとみなさん前向きなんです。義足になった時はやっぱり落ち込んだりとか色々考えたとおっしゃっていたんですけど、本当に普通に生活もできるし…、義足をきっかけに始めたことがあるなど、楽しそうにお話してくださって、私が勝手に持ってたイメージとは違うと思いました。

──そういった方の心情については新たに考えたことはありましたか?

逆に、音羽は義足だからといって何かをしてもらうことを好む子ではないし、特別な扱いを望んでないんじゃないかな?と思いました。同じように過ごすことがいいのかもと感じたり、この作品を機に初めて知ることが多かったですね。

──この作品を観た方に、受け取ってもらいたいことなどはありますか?

音羽が前向きに成長して、一生懸命に生きていく姿がすごく印象的な作品でもあるので、そういうパワーだったり、勇気だったりが伝わったらいいなと思います。

素顔の伊礼姫奈はサバサバしているタイプ?

──「推しが武道館いってくれたら死ぬ」と今回では、作品のトーンがすごく違いますよね。

もう全然、切り替えて(笑)私は作品が終わったら良い意味でそこで終わりなんですよ。

──伊礼さんの普段の姿も気になりますが、ご自身ではどういう性格だと感じますか?ドーナツ屋巡りにハマってるなど小耳にはさみましたが…

あ、そうなんですよ(笑)性格は好き嫌いがはっきりしてるタイプというか。自分がここはあんまり居心地が良くないと思ったらその場から距離を置くし、すごく楽しい空間は全力で楽しみます。ドーナツも好きなことなので、たくさんドーナツ屋さんを巡ります(笑)

──物事は追求するタイプ?

すごく追求してお店の比較もしますし、やりたいことは絶対にやっちゃうタイプ。だけど、やりたくないことは本当に苦手なタイプ…という感じですかね。

──なるほど、はっきりしているんですね。ちなみにドーナツの好みもはっきりしているんですか?

嫌いなドーナツというのはないんですけど、生地の違いでは好きなお店を決めたりはしてます。

──生クリームとかトッピングとか、そういうことではなく。

生クリームが入っていたら何でも美味しいので好きなんですけど(笑)色々好きにも種類があるので、お店によっての1番好きなドーナツを決めてメモします。

──メモというとドーナツ帳みたいなものを作ってらっしゃる?

スマートフォンで撮った写真と、自分がどれくらい美味しかったかを書いておいたりします。でも、好きになったら追求するんですけど、その分、飽きるのも早いっていう…

──熱しやすく冷めやすいタイプなんですね。お話を聞いていると結構サバサバした雰囲気です。

友達にも言われます。それこそ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の舞台挨拶で私が喋ってる姿を見た方からも、そう言われることが多かったですね。

──ネガティブな印象も受けないですが、いかがですか?

でも、立ち止まる時もあるし、失敗しちゃったなとか、もっとできたなと思うこともあるので、そういった時はちょっとネガティブになりがちです。 今回の音羽みたいに、すごく明るく前向きにとらえられるのはかっこいいなって思いました。

──落ち込んだ時の解決法は?

食べるか、寝るか、聞いてもらうか。

──シンプルですね(笑)。それでは最後に「シンデレラガール」への思いなど教えていただけますか?

音羽が成長していくことがこの作品にとってすごく大事で、監督ともこだわって丁寧に撮影しました。そういった彼女の姿が皆さんに届いて、何か前向きに変わるきっかけになれたら嬉しいと思います。

ヘアメイク:塩田勝樹
スタイリスト:世良啓

<衣装クレジット>
●トップス
ブランド名 HUNDRED COLOR
値段 ¥50,600(税込)
●スカート
ブランド名 HUNDRED COLOR
値段 ¥41,800(税込)
お問い合わせ先:トップス、スカート共に03-6821-1727
その他、イヤリング、シューズはスタイリスト私物

写真・文:なんぶひとし

映画『シンデレラガール』公開情報

伊礼姫奈
辻千恵 泉マリン 太田将熙 輝有子 佐月絵美 三原羽衣 田口音羽
筒井真理子
監督:緒方貴臣
脚本:脇坂豊、緒方貴臣
撮影監督:根岸憲一
音楽:田中マコト、菱野洋平(WALL)
義足監修:臼井二美男
プロデューサー:榎本桜、緒方貴臣、塩月隆史、 杉山晴香、夏原健、森山風歩
製作:paranoidkitchen、リアルメーカーズ、ラフター
配給:ミカタ・エンタテイメント
2023年/日本/ カラー/16:9/5.1ch/61分
©2023映画『シンデレラガール』製作委員会

公式サイト:https://cinderella-girl.paranoidkitchen.com/

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