2020年に「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」にて入選。「今までで一番怖い話」と一躍注目を浴びた話題作を原作とした、映画『男神』が2025年9月19日(金)に公開されます。
主人公・遠藤雄弥が働く建設会社の社長令嬢・山下愛子を演じるのは元SKE48の須田亜香里。本作では、ショベルカーを運転することも出来、同じ会社の男性陣よりも数倍働くという役柄で、パワフルな姿も披露します。
撮影地となった日進市は彼女の出生地。本作品をきっかけに同地の観光プロモーション大使にも就任したという経緯や、出演の感想などインタビューしました。
出生地・日進市での撮影で、ふと思い出した子供の頃

ーー本作品は須田さん視点から見て、どういった映画でしょう?
ジャンルがファンタジーホラーということで、ホラーにも色々あるんだなぁとあらためて思いました。子供の頃は映画館でホラー見るのは恐ろしいという思い込みをしていたんですが、今回の『男神』は恐怖感を楽しみながら見られる作品だと思います。
ーー恐怖だけではないんですね?
神秘的で美しい。本当に美しいシーンもいっぱい出てくる中で、古い儀式など現代にはもうないような世界が、穴をくぐったら広がっているという…もしかしたら、身近にもあるんじゃないか?というドキドキ感ですね。私の地元でも鳥居とか、皆さんにも子供の頃のなんとなく怖い場所はあると思うんですけど、そういう禁則地にまつわるストーリーです。
ーー今回は須田さんの出生地である日進市でロケしたわけですが、日進市に限らずそういった異世界と通じるみたいな思い出はありますか?
あります。
ーーあるんですか!?
(笑)異世界に通じるかは分からないんですけど、まさに自分が子供の頃に遊んでいた公園に、神社…寂れてしまったような鳥居がありました。
ーーそれはこの映画を通じて思い出したとか…?
この映画を通じて思い出しました!不思議な体験自体はないんですけど…。
ーーそれでは不思議なことに限らず日進市で撮影していて、ふと思い出したことなどはありますか?
撮影地の愛知牧場は、じいちゃん・ばあちゃんがよく連れていってくれたんですけど、「ポニーに乗せてあげる」って言われた時に、私は「なんで小さい馬に乗らなきゃいけないんだろう?」と思って「ポニーは嫌だ」って(笑)それで大きい馬に乗せてもらいました。
ーーこれまでの活動もそうですけど、やはり上昇志向というか…
強いです!(笑)幼稚園の時は、隣で鉄棒をやってる同学年の子が逆上がりしてるのを見て、「私もできないとおかしい!」と思って練習したりとか。自分より先を走ってる人がいたら追い抜きたくなっちゃう。
男勝りな社長令嬢役!現場で気づいたことも・・?

ーーさすが、小さい頃からそういう性格なんですね。そこで役柄ですが、どういう役なんでしょうか?
建設建設会社の社長令嬢なんですが、社長令嬢と聞くとこう綺麗な格好をして、お嬢様みたいなイメージがありますよね?でも、そうではなく現場でバリバリ働く男勝りなキャラクターの山下愛子です。
ーーパワフルなんですね。須田さんが、社長令嬢ならどういうタイプだと思いますか?
私ならどっちも使い分けるタイプかな?なんでもやりたいから。でもその結果、実際も何のジャンルが自分は向いているのかも分からない(笑)だから山下愛子として生きていたら、現場の気持ちも分かるし、経営者側の気持ちも分かる、理想と現実を両方持っているバランサーになりたいです。
ーー須田さんの活動を見ていると本当にいろいろですよね。今、一番合っていると思うのはなんですか?
ラジオ!ラジオはもっとやりたいと思っています。10年前から生放送のラジオ番組をやらせてもらっているんですけど、やっぱり生放送が楽しい。
ーーライブも生ですが、アイドル経験からなんですかね?
でも似ているところはあるかも?人の反応を受けて展開していくというか。バラエティーや情報番組の生放送もたくさんやらせてもらってるけど、リアルタイムで視聴者の反応は反映されないじゃないですか?だけど、ラジオは生放送を聞いたリスナーさんが送ってきたメールで会話が発生したりとか、次の展開が生まれたりとか、みんなと何か作るのが楽しいです。
ーーライブ感ある中で何かを作るのが好きなんですか?
それが一番楽しいですね。
ーー今回は演技ですが、俳優業はいかがですか?
ずっとやりたくて、ちょっとずつやらせてもらって、難しいけど嬉しいです。以前は経験がないまま飛び込んでいくのが怖くて、アイドルがこんな感じってすみませんという気持ちで、肩身が狭い思いをすることが多かったんです。でも、今回は監督が「みんな対等だよ」「スタッフも役者もみんなで対等な関係だからね」と言ってくれる方で、なんだかずれてるなって、恥ずかしくもなりました。
ーー気を使いすぎて自分が出せなくなることもありますし。
だから今回が経験不足とか、そういうことを考えないで、取り組めるようになるきっかけになったかもしれないです。
地元は“人生のスタート”「私の人生の始まりときっかけが詰まってます」。

ーー女優業以外では、愛知のお仕事も多くて地元のスター感がありますよね。
愛知の仕事は全部欲しいって思っています(笑)やっぱり地元が好きだなぁって思うことも多いですし、アイドルになるよりもっと前から地元の皆さんに育ててもらって今の人生があるわけで感謝しかないんです。そこで、日進市が出生地と公表していなかった中で、今回の『男神』。
ーー嬉しいですよね。
お母さんに「(撮影地が)日進市の映画に出るよ」って言ったら、「あなた日進市出生地だよ」って母子手帳を見せられて「嘘!?」って。
ーーそこで分かったんですね。想像以上に関係の深い映画にもなりますね。
そうですよね。子供の頃に遊んでいた愛知牧場で、全然違う世界観が展開されていくドキドキワクワク感は誰よりも感じていると思います。
ーー日進市自体はどういう印象ですか?
もう、子育て世代が住みやすい土地ランキングに入っちゃうくらいの場所なんです!それでこの映画がきっかけで日進市のプロモーション大使になれたんですよ。市長さんが「ぜひやってください」と言ってくださって「やりたいです」って返しました。
ーー色んないい出会いが生まれた映画なんですね。
本当に人生のスタート。「私の人生の始まりときっかけが詰まってます」、これ、どうでしょ…?
ーー見出しですね…
(笑)
ーー(笑)最後にもちろん須田さんファンの方もご覧になると思いますので、その方々に向けて見どころも教えてください。
普段見せない言葉遣いかな?いつもはお行儀よく勤めているから、逆に素でやってるのか、それともお芝居だから引き出してやってるのか?それが、分からないぐらいのリアルさが出ています。愛子さんとして頑張っているので、よろしくお願いします!

映画『男神』
公開日:2025年9月19日(金)
ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ赤池ほか全国公開
公式サイト:https://otokogami-movie.com/
© 2025『男神』製作委員会
衣装:柏木作夢(カシワギサム)
メイク:storm
文・写真:なんぶひとし
PHOTO






