「マジカル・パンチライン」ワンマンライブ直前インタビュー!これまでの想いと、これからへの一歩

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2018年4月に新体制を発表した、浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわり、沖口優奈の美少女4人からなるアイドルグループ「マジカル・パンチライン」(通称:マジパン)が、2019年2月20日にドリーミュージック移籍第一弾シングルとして「Melty Kiss」をリリース。4人としての活動を新たにに、2月24日には渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてワンマンライブも開催する。

今回はそんな新シングルのリリースや新体制でのワンマンライブを控えた4人に、「Melty Kiss」収録曲やライブ、移行期間中の気持ちのほか、普段の姿についてインタビュー。

左から:浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわり、沖口優奈

写真:ナンブトモノリ
文:MIKAN編集部

──はじめまして、よろしくお願いします。まずは4人の個性についてお話いただけたらと思いますので、自己紹介などお願いできますか?

浅野杏奈(あんちゃん):私は熱血担当なんですけど、スポーツをバスケ、ラグビー、水泳、フルマラソンとやっていて、家族も熱血ファミリーです。なので、そういうキャラは合っているんじゃないかと思っています。

浅野杏奈

──みなさんから見てもそうですか?

沖口優奈:熱くはありますよね。ライブ中も顔の表情から滲み出るくらい…。

浅野:バカにされてる?大丈夫?(笑)

──(笑)

沖口:でもその熱血の合間に頭のネジが一つどこかにいったような部分もひそんでいます。お勉強もアイドルも真面目なんですけど、一緒にいる時間が長くなるにつれて、あれ…?この子ちょっと宇宙と交信してる?という独特の空気感…。

小山リーナ:天然でもないんだよね。自分の世界がある?

──エピソードとしては何かあるんですか?

沖口:楽屋でずっと1人で喋っています。

浅野:そうですね。

──そうですね、じゃなくて!(笑)自覚はあるんですか?

浅野:最近自覚するようになりました(照)でも、三姉妹の次女なんですけど、妹が12歳も離れていて、12年間妹をやってきてからのお姉ちゃんなので、そこが入り混じっているのかも。この4人になってからの半年で、自分の素が見せられる落ち着く仲間になったから、その12年間の妹の部分も出てきたのかなって思っています。

沖口:めちゃくちゃ納得しました!大人っぽいと思いきや、子供というか、甘えたさんな部分があるので。

浅野:甘えてました。(照)

──するとだんだん可愛らしく見えてきたりとか?

小山 清水ひまわり:(笑)

浅野:なになになに?

沖口:ひまわリーナが年下なので、お姉さん組と妹ちゃんなんですけど、ちょいちょいあんちゃんが妹ちゃんになることがあります。

浅野:どっちつかずな人間になりました。

──しっかりするところはしっかりしつつですよね。それでは小山さんはいかがですか?

小山リーナ

小山:好きなものは、鳥と服とメイクで、あと絵を描くことも大好きです。ブログで今日の一枚というゆるいコーナーをやっています。

──絵は見るより描く、なんですね。

小山:思いついたものを適当に描きます。

──好きになったきっかけはあるんですか?

小山:知らないうちになんですけど、姉がすごく絵が上手でそういうのを見て好きになったんだと思います。あと、フワフワしてるけどライブはカッコいいってファンの方に言っていただけます。浮いてる感じって。

──みなさんからはどんな印象がありますか?

沖口:その通りですね。でも、浮いてるというか、年齢的にも若いですし、言葉遣いが若者。卍は使いこなしています。

──沖口さんは使いこなせないですか?

沖口:卍はほんとなんか分かんない(笑)

浅野:文法的にどんな意味を持つのか分からないし、地図記号なら寺ですし。

──(笑)小山さん、いかがですか?

小山:まぁ、使いこなしてます(笑)

清水:でも自分で言葉を作り出してますよ?ブログとかTwitterの文章はオリジナリティ溢れるというか。

小山:たしかにそうかも。勝手に作り出しちゃうんですよね。

沖口:小山さんは好きのことを「すしたらこ」って言いますからね。

──例えばよく言う不思議ちゃん、みたいなことでしょうか?

清水:不思議ではないかな。

浅野:マジパンの中では一番現実的?

──ですよね、浅野さんの方が不思議感はあります。

浅野:ええ!

沖口:リーナの性格とかキャラクターは読めなくて、ふわっとしていて可愛らしいところもあるけど、意外とクールな部分もある…あ、ツンデレなんですね。

──(笑)

小山:初めて言われたよ(笑)

一同:ツンデレです、ツンデレです(笑)

──仲が深まってくるとデレも見られますか?

沖口:逆にツンが増えてきたかも知れない。

小山:一緒にいすぎると、なんか私けっこう塩対応なんですよ(笑)

──安心するんですかね、鳥についてはいかがですか?

小山:鳥は家族みんな鳥好きで、姉が大好きでインコを飼いました。ハトも大好きです、太ったハト。

──なるほど、まるくてかわいいですよね。では、清水さんは。

清水ひまわり

清水:2次元が大好きです。あと自分で世界を作るのも好きで、妄想しまくるクセがあります。

──自分の小さい頃だとゲームの主人公になりきって、みたいなのはありましたけど、どのような世界ですか?

清水:私は2次創作も1次創作もあって、アニメの世界に自分が入り込んだらというのも考えますし、キャラクターと異世界に飛んじゃったらとか、自分で作り出すこともありますね。

──詳しく教えてくださいますか?

清水:…(笑)恥ずかしいな!これどこにも出してないんですけど、シェアハウスがあって何人かいるんですけど年齢もバラバラで、ゲーム実況者がいて…なんだっけ?中学校の時に案だけを友達と出し合って、その子が途中で飽きたんですけど、1人でその先を考えていました。終わらない物語というか。

──(笑)

清水:終わらないですね。終わろうと思えばすぐ終われるんですけど。

──自分の理想とかじゃなくて、単純にストーリーなんですね。

清水:そうですね。暇つぶしに本を読んでいる感覚です。でも文章に書いていたりしないので、キャラクターが喋ってる感じ。

──具体的な内容も教えていただけますか?

清水:(照笑)…これは日常編で。主人公は紫苑(しおん)ちゃんて言って双子の姉が…

ー中略ー

浅野:これ終わらないですね。今度しっかり書いていただいて(笑)

清水:(机の一点を見つめながら)分かりました、書いてきます!

──みんなで読みましょうね。

一同:はい。

──でも、こういったいわゆるオタクな部分にみなさんはついていけているんですか?

沖口:ついてはいけてないんですけど、アニメの話とか曲を聴かせてくれるおかげで少しずつ知識が入ってきています。

清水:私の推しは知っていてくれていますね。

──その部分は今度じっくり深掘りさせていただきたいです。それでは最後、沖口さんについて教えいただけますか?

沖口優奈

沖口:マジパンに入るまでは大阪に住んでいて、お笑いも大好きなのでグループに入る時はお笑いキャラになろうと意気込んでいました。でも3年たってもそのキャラになれず、私はポンコツキャラなんだと思い始めました。

──なりたいのは面白さなんですね。

沖口:関西人というだけでハードルも上がるじゃないですか?でも、よくよく考えたら学生時代も面白いこと言うタイプじゃなかったんです。なので、人間って急には変われないんだなって。最近はすべり芸に徹しています。

──そちらの方向性で。

沖口:芸というか、すべってもへこたれない心はつきましたね。

──その点についてはメンバーのみなさんはどう感じていますか?

浅野:すべろうとしてすべっていたっていうのは疑問なんですが。

沖口:いや、すべろうとしたことはなくて、ガチですべって、でも傷つかない心を手に入れた(笑)

──ステージより普段の方が面白かったりしますか?

清水:普段の方が面白いかな。ステージだと時間とか気にしちゃうし、MC気質なんですよね。

沖口:進めなきゃと思って焦っています。あんちゃんの方を見たりして。

浅野:そろそろだよって(笑)

沖口:普通の時の方がトーク力は発揮されています。あと自分から笑いを取りにいくのは厳しいと気づいたので、他のメンバーがナチュラルで面白いし、最近はサポート役に徹しています。

──例えばかわいくなりたいっていう願望は無かったんですか?

浅野:でも、最初はかわいいものを持っていて、女子力高いしキャピキャピしてるんだろうなという印象でした。

──なんとなく沖口さんの中で秘めてる感じはあるのかなぁと思っているんですが。

沖口:(笑)かわいい子の写真撮ったりする方が好きなんですよね。こんなにイイ人たちが揃っているので。撮らざるを得ないというか、楽しいです。あらためてファインダー越しで見始めると、やっぱりかわいいなと思いましたね。

──そちらなんですね。みなさんのことが少し分かったような気がします。では、今回のシングルについてもおうかがいさせてください。MVはすごく可愛らしいですが、みなさんご覧になられていかがですか?

清水:背景がメンバーカラーになっていて、バレンタイン前夜をイメージしたMVです。性格にそった演技をしていて、あんちゃんがラブレターを書いていて、リーナがケーキを作っていて、私がラッピング、沖口さんが眠れないーみたいな。

沖口:バレンタインに緊張してっていう。

清水:けっこう素が出ているかも知れません。

──沖口さんは緊張しちゃうタイプなんですか?

沖口:ライブの前日とかですね。緊張することはいいことだと思うんですけど、いらない緊張までしちゃってて夜眠れないんですよ。

──なるほど、小山さんはお菓子作りはするんですか?

小山:最初の予定ではホイップクリームを鼻につけてあざとかわいいみたいな感じでした。でもスイーツは好きですね。

沖口:かわいい担当なので、ホイップクリームとの相性は抜群です。

──楽曲についてはいかがですか?

浅野:マジパン初の恋愛ソングで、私たちアイドルになったんだなと思えて嬉しかったです。でも後半のギターソロとかカッコいい部分もあります。

沖口:2曲目の『ハルイロ』は、卒業ソングなんですけど、色んな感情移入ができる曲だと思います。卒業式はほとんどの人が通ってくる道だし、その思い出を振り返りながら聴ける曲かな。私は上京してきたんですけど、ホームシックになった時に元気になれるような、支えてくれる曲になり得るかなとも思っています。メロディも落ち着くし、実家の暖かさを感じられる曲です。

浅野:ライブでは手を振る振付をお客さんにも合わせてもらうと一体感が出るんじゃないかなと思います。卒業とか上京する人を笑顔で送り出す意味もあるので、そこも一緒にできたら。

──それでは『ONE』はいかがですか?

清水:移籍後初めていただいた曲で、みんなで聴いたんですけど、曲がもらえたというのと歌詞の良さに泣いちゃって。この曲を大切にして進みたいですね。

──ファンのみなさんとも一緒に。

浅野:ファンのみなさんに向けて歌ってはいるんですが、私たちもすごく元気になれるし、一緒に歌ってくれたらみなさんも元気になれるんじゃないかなと思います。サビ前から気持ちが上がっていって、プラス志向に変わる瞬間だったり、少しでもみなさんの力になれたらいいですよね。

──ではその『ONE』をもらう前、移籍前ですが、少し宙ぶらりんの状態があったと思います。その時の心境はどんなものだったんですか?

沖口:それまではアイドルって楽しい、という気持ちだけでした。よく「辛いこともあったけど」って言いますけど、そんな辛いことがあるのかな?って。でも、去年の4月に新体制になってから楽しいだけじゃないんだなって体験しました。

──こちらから見ても、どうなっていくんだろうという心配もありました。

小山:何もない状況で、お客さんをどうやって盛り上げられるのかすごく考えましたし、辞めちゃってもいいのかなって思った瞬間もありました。でも、やっぱりアイドルをやりたくて入ったので、絶対最後までやりきりたい気持ちでした。

浅野:みんなそれぞれ暗い部分はあったと思います。でも新体制になって、もうやるしかないので、まずは安定させて進んでいかないといけない。

──逆に気持ちを一つにしていける時間ですよね。

沖口:本当にこの半年間がなかったら今の関係性にはなれていないと思います。アイドルを続けてても意味があるのかなという時期もあったんですけど、その期間があったからこその4人の気持ちがあると思います。振り返るとこれからのマジパンの歴史を語る上でこの半年間は外せないですし、大事な時間だったんだなって思います。

浅野:でも、ライブがすごく楽しかったんですよ。

──その時期にですか?

浅野:みんなで工夫して、話し合って、4人で作り出すということを初めてしました。

──なるほど。

浅野:決められたことだけじゃなくて、考えることでライブがもっと楽しくなって。だから辞められなかったのかも。

沖口:うん、それでここまで来れたのかな。

──では、そんな時期があって、シングルリリース、そしてワンマンライブです。今ここで自分たちは何が見せられると思いますか?

沖口:マジパンの気持ちが一つになったと実感しているので、ワンマンライブでは一体感や、心の絆をパフォーマンスとして見せていけるようにがんばりたいです。

浅野:絆が強いか、強くないかってパフォーマンスにすごく出ると聞いて、そう考えると1年前とは別物のパフォーマンスが見せられるはずです。

清水:初めてなことにもけっこう挑戦していて、メドレーとかお立ち台を使ったパフォーマンスにも挑戦します。

──新しいマジパンに出会える瞬間になりそうですね。

沖口:今後の活動の中でも、大切なワンマンライブになると確信しているので、少しでも私たちをいいなと思ったことのある方は絶対来て欲しいライブです。

──それでは最後に、グループで持ってる夢などあればお伺いできますか?

一同:リーダー。

沖口:マジパンって今まで目標を明確に共有はしていなくて、それも今考えると反省なんですけど(笑)改めてみんなで言っているのは、Zeppを埋められるようなアイドルグループになることと、大阪、名古屋、九州とかでもワンマンライブを開けるような全国的なアイドルになることです。でも、まずはワンマンライブチケットソールドアウト。夢は尽きないので、逐一ファンの方に報告して、一緒に目標に向かっていって、アイドル界を盛り上げていきたいですね。

──これからのマジパンに期待ですね。

一同:がんばります!

「Melty Kiss」

マジカル・パンチラインは2月20日にシングル「Melty Kiss」をリリース、24日には「3rd Anniversary One-Man Live 〜新しい靴で、大好きなキミのもとへ〜!」を開催。ここから新たなスタートを切るマジパンの4人に注目となっている。

■ワンマンライブ
3rd Anniversary One Man Live<<決起ライブ>>
〜ダンス・チャンス・ロマンスは自分次第だぜ!〜
日程:2月24日(日)
会場:duoMUSIC EXCHANGE

■ニューシングル「Melty Kiss」リリースイベント
2月19日(火)発売記念イベント@東京都・SHIBUYA TSUTAYA
2月22日(金)リリースイベント@東京都 池袋マルイ

■移籍第1弾シングル「Melty Kiss」
発売:2019年2月20日発売
収録曲:各形態共通
Track01. Melty Kiss
Track02. ハルイロ
Track03. ONE

初回A

初回限定盤A(CD+DVD):MUCD-9129/30/1574円+税
DVD「Melty Kiss」Music Video・メンバーカメラによるオフショット映像

初回B

初回限定盤B(CD+DVD):MUCD-9131/2/1574円+税
DVDドキュメンタリー映像「Documentary of Change and Evolution」

通常

通常盤(CD):MUCD-5351/926円+税

■LINK
マジカル・パンチライン公式サイト
マジカル・パンチライン公式Twitter

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