2020年8月29日より、オトナの土ドラ第29弾『恐怖新聞』がスタート。
「オトナの土ドラ」初のホラー作品となる今作は、70年代に空前のオカルトブームを巻き起こした、つのだじろうのコミック「恐怖新聞」を、映画「リング」などで知られる巨匠中田秀夫氏が監督を務めます。
そして主役となる京都市内の大学に通う女子大生・小野田詩弦(おのだしづる)を演じるのは注目の若手女優白石聖さん。
今回「蜜柑通信」ではスリリングな展開を期待させる「恐怖新聞」にちなみ、“恐怖”にまつわる7つの問いかけを白石さんにぶつけてみました。
問1. 恐怖なものや人は?
恐怖なもの…自分です(笑)お家だと気が緩みすぎているのか、母親に言われたことをすぐに忘れたりしてしまうんです。完全に甘えてしまっているんですよね。
問2. 恐怖な食べ物は?
んー、好き嫌いはあまりないんですよ。好きな食べ物なら、ウニ、カニ、牛タンとか。砂ぎもなんかも好きですね。
──スイーツなどではないんですね?
スイーツも大好きです。今ハマっているのはかき氷で、撮影場所が京都なので少し調べました。抹茶のおいしいものを食べたいですね。
問3. 体験してみると意外と恐怖ではなかったことは?
これは恐怖とはまた違うかもしれないんですけど、少し前に乗馬を体験しました。でも、想像していた以上に楽しかったんです。
──自分は馬に乗った経験が無いんですが、少し怖いのかなと思っちゃいますね。
母親に聞くと小さい頃、動物園の体験コーナーのようなところで笑いながらずっと乗っていたらしいんです。それで乗ってみたらその時の感覚を思い出したんですよ。あとは高さもあるとは聞いていたんですけど、そこまで高くは感じなかったですね。
──馬との相性がいいんですかね?
どうなんでしょう。でも、すごく楽しかったです。
問4. がんばって克服した恐怖は?
なんだろう…あ、目薬?
──目薬ですか?(笑)
最近は鏡を見ないでできるようになったんですけど、今まではまばたきをせずにはいられなかったんです(笑)
──目薬が入る前に目をつぶっちゃってた?
なかなかCMみたいに綺麗にはできなくて。目をつぶりながら目じりから差したりしていました。
問5. 今まで経験した恐怖体験は?
飼っている猫が冷蔵庫を開けていたことです。
──(笑)
今は開けられないようにロックをしているんですけど、帰ってきたら野菜室が開いていたりしたこともありました。一度、大好きな小麦粉をバラまいていたことがあって、ドアを開けたら雪が降ったようになっていた時も…(笑)
問6. 1970年代の作品ですが、原作「恐怖新聞」を見て感じたことを教えてください。
今にはなかなか無い絵のタッチだし、ストーリーもホラーの怖さという感じではなくて面白かったですね。
問7. ドラマ「恐怖新聞」を視聴する際のポイントは?
深夜に放送されますが、目が覚めるような作品になっていると思います。台本を読ませていただいた時は、アトラクションのようにも感じました。
そんな中でも、小野田詩弦の成長や人間関係も見えてくる物語で、見る人の視点や感じ方も変わってくる作品になると思います。
──白石さん自身の演技でのチャレンジなどはありましたか?
受け身の役というか。これまでは影響を与えていく側の役が多かったんですけど、シャワーで血を浴びたり、ハッとするようなシーンもあったり、そういう部分では成長にもつながるんじゃないかなと思っています。
文・写真:南部仁志
作品・人物
■ドラマ『恐怖新聞』主人公:小野田詩弦(おのだしづる・20)
本作の主人公。京都にある大学3年生。これまでは実家から大学に通っていたが、20 歳になったのをきっかけに大学近くのワンルームマンションで独り暮らしを始める。
喫茶店を経営する父の蔵之介とは一人暮らしの際のケンカが原因で絶縁状態となり、母の歌子がとりなそうとするも、気まずさゆえ、実家に足を向けられずにいる。一人暮らしをきっかけに自転車宅配サービスのバイトを始めるなど自立心もありまっすぐな性格の持ち主で、芯が強く友達が多いタイプではないが、親友・桃香には心を許している。
突如自分に降りかかった恐怖新聞の災厄に対し半信半疑だったが、ある事をきっかけに、その不条理な災厄に立ち向かい降りかかる運命を変えていこうと自ら行動し、その根源の究明に近づいていく。
■白石聖(しらいし・せい)
1998年生まれ。神奈川県出身。
高校2年生のときに原宿の竹下通りでスカウトされ、芸能界入り。“若手女優の登竜門”とも言われる結婚情報誌「ゼクシィ」12代目CMガールに抜擢されるなど、注目の若手女優の一人。
今作では小野田詩弦を演じ、数々の恐怖を体験していく。
■放送概要
放送日時:2020年8月29日(土)~10月10日(土)
23時40分~24時35分(予定)
放送回数:全7回(予定)
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:つのだじろう『恐怖新聞』
シリーズ構成:乙一
脚本:高山直也
プロデューサー:後藤勝利(東海テレビ)
小松貴子 齋藤寛之 竹内絵唱(松竹株式会社)
協力プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)
演出: 中田秀夫 服部大二 井上昌典
制作:東海テレビ放送 松竹株式会社
■「オトナの土ドラ」
土曜日の深夜 23 時 40 分~24 時 35 分に放送中のドラマ作品シリーズ。「大人に向けた、本格派ドラマ」をコンセプトに、東海テレビがこれまで50年以上にわたり培ってきた“人間ドラマ”を存分に描いていきます。
「オトナの土ドラ」HP :
https://www.tokai-tv.com/dodora/