全員がZ世代の9人組ガールズ・パフォーマンスグループGirls²が、2022年1月12日(水)に待望の1stアルバム「We are Girls²」をリリース。
今作では、これまでにリリースしてきた楽曲の中から12曲のタイアップ楽曲に加え、世界的コレオグラファーが振付を担当したリード曲「80’s Lover」、宅配ピザチェーン「ピザーラ」とのキャンペーンソングとなった「人人人生紹介ソング」の新曲2曲を含む、全15曲が収録されます。
今回、蜜柑通信では、そんな新たな魅力を発揮するGirls²から、小川桜花、菱田未渚美、石井蘭の3人にインタビュー。
3都市8公演を巡った初ツアーについてほか、お話をおうかがいしました。
<以下>
小川桜花=ヨウカ
菱田未渚美=ミナミ
石井蘭=ラン
初のツアーは毎回緊張!
──まずは大成功を収めた昨年の初ツアーについて。東京・大阪・愛知と3か所を巡りましたが、各会場での反応などいかがでしたか?
ヨウカ:大阪のみなさんはノリがすごいなと感じました。でも久しぶりということもあって、どの公演も反応はとても大きかったです。
──ミナミさん、ランさんは大きなコンサート自体初めてになるんですよね?
ラン:そうなんです。『mirage²』では、最後のライブが出来なくて…すごくさみしかったよね?
ミナミ:うん。
──ヨウカさんにとっても久しぶりのライブです。みなさんはどんな気持ちでライブに向かっていたんでしょう?
ヨウカ:やっぱり一番はお客さんを楽しませること!それと、今回は悔いの残らないパフォーマンスをするということも考えていたんですけど、毎回オープニングの幕が上がる瞬間は吐き気がするくらい緊張してしまいました。
──ステージに立った瞬間の感想も教えてください。
ミナミ:鳥肌が立って、もう涙が出そうでした。
ヨウカ:うん、ステージのライトや、みなさんが持ってくれている応援グッズが綺麗すぎて、1曲目の『Good Days』からウルウルしました。
──思わず泣いてしまった方もいるんですか?
ラン:私は1人だけ初日に泣いてました。ちょっと早かったと思うんですけど(笑)「HERE WE GO」をパフォーマンスしている時は、客席でも泣いてる方が多くて…
ミナミ:ね、歌詞も良いし、涙腺が一気にゆるむ感じ。
──どういう感情だったんでしょうか?
ミナミ:待っていてくれたんだっていうのと、やっと会えたっていう気持ちでした。前回のGirls²のツアーが出来なくなった時の思いもよみがえってきて。
──なるほど、当時は悔しい思いなどもやっぱりありますよね。
ヨウカ:ツアー中止の決定が本番一週間前くらいで、演出もパフォーマンスも完成していたから、余計にショックも大きかったですね。
ファンの言葉に感動したことも
──SNSなどでファンの反応なんかもチェックされるんですか?
ヨウカ:移動中とか(笑)
ミナミ:やっぱりみなさんがどう思っているのかも知りたいし、気になっちゃいます。
──その中で印象深かった言葉などありますか?
ヨウカ:私が「ファンがみなさんでよかったです」ってMCで言ったことがあるんですけど、「私たちもGirls²のファンでよかったよ」って返してくださっていて。
ラン:それは感動するよね、今思い出しても。
ミナミ:愛知公演の時は私が最後のMCをしたんですけど、それにもみなさん反応してくださって嬉しかったです。
ラン:ラストの公演では、ファンのみなさんが声の出せない状況(新型コロナ感染防止対策により)だったから、グッズのライトを使ってサプライズで客席を9つの色の光で埋めてくださったんです。それでメンバーが泣きすぎてちゃんと歌えなかったっていう(笑)
ミナミ:そうそう、みんな涙をぬぐっちゃってて(笑)
ヨウカ:曲が「チュワパネ!」で最初の振付は下を向いているんですけど、顔を上げたら「え…?」って。みなさんの協力というか、絆をすごく感じて、泣かざるを得ませんでした。
──顔を上げた瞬間に、いきなり目の前にそういう景色が広がっていたんですね。
ラン:でも私、最初のダンスをガツガツ踊ってて途中まで気付かなかったんですよ。メンバーの様子がおかしくて「どうした?」って。
ヨウカ:どこを見てたのよ(笑)
ミナミ:一瞬で気付いたよ!(笑)タイミングもすごくて、顔を上げたら「あ!」って。それでみんなの泣いてる顔を見て、さらに泣いちゃうっていう。
ラン:メンバーが泣いてるのってけっこうくるよね。でも、さっき言ってたミナミのMCにはめっちゃ感動したなぁ。
ヨウカ:分かる。
ラン:この子末っ子で中学3年生なんですけど、反抗期みたいな時期もあったんです。普段は感謝の気持ちって言わないじゃないですか?でも、日頃の感謝の気持ちを言ってくれて、あれはグッときました。
ヨウカ:しかもミナミが泣き出しちゃうから!
ミナミ:そうなんですよねー(照)
ラン:あればずるいよね。
ヨウカ:お姉ちゃんとしての気持ちになっちゃったね。
1stアルバム「We are Girls²」について
──アルバムのリード曲でもある新曲「80’s Lover」についてもお聴きしたいんですが、初披露の時は今までと少し違った楽曲のスタイルに反応が心配といったMCもされてましたよね。
ラン:私たちは「ガールズ×戦士シリーズ」の出身でもあるから、この楽曲のように雰囲気が一気に変わると、私たちが離れていっちゃうようにファンの方たちが感じてしまうかも?と思ったのが不安に思った部分ですね。でも、そういうわけでもないし、今までの楽曲も大切にしていきますし、そういう気持ちをあの時はミサキちゃんが言ってくれました。
ミナミ:あの言葉もめっちゃ素敵だったよね。
──アルバム全体については、これまでたくさん歌ってきた楽曲たちがほとんどです。特に印象深い楽曲はありますか?
ミナミ:私は「Girls Revolution」かな?ストレートに応援してくれる歌詞だから、普段聴いていても元気をもらえるし、『Lovely²』もあわせて13人で歌った曲というところでも思い出深い曲です。
ラン:たしかに。でも、1曲を挙げるって難しいんですよ。
ヨウカ:そうなんですよね~。
──分かります(笑)音楽でも映画でも一つを挙げるのって難しいですよね。では、もう一つの新曲「人人人生紹介ソング」について教えてもらえますか?
ラン:私めっちゃ好きです!歌詞を最初に見た時は「なんじゃこりゃ!」ってびっくりしました(笑)中毒性がある曲で何度も聴きたくなります。
ヨウカ:この間も気付いたらランと2人で口ずさんじゃってて(笑)
──ボカロサウンドということなんですよね。「80’s Lover」みたいなクールな楽曲も生まれつつ、「人人人生紹介ソング」のような楽曲もあって、やっぱりこれからも色んな表情を見せてくれるといったところでしょうか。「80’s Lover」の楽曲についても教えてくれますか?
ヨウカ:歌詞も英語が多かったり、ラップもあるし、色んな声が聴こえてくる楽曲ですね。
ラン:そう。今までの楽曲のサビだと9人のユニゾンが多かったんですけど、ソロパートも際立っているので、ある意味成長したなって思います
──まだまだ十代ですし、成長しかないですよね。それでは、最後はファンの方にメッセージもお願いします。
ラン:私たちGirls²の1stフルアルバム「We are Girls²」を1月12日にリリースしました♪
ヨウカ:新曲2曲を含めた全15曲、今までのGirls²がつまったアルバムになっていますので、ぜひ、チェックしてください!
──本日はありがとうございました!
写真・文:なんぶひとし
■Girls²オフィシャルサイト:
https://www.girls2.jp/