2022年5月5日(木・祝)恵比寿ザ・ガーデンホールにて、ukkaによるワンマンライブ『ukka New Style LIVE TOUR 2022 An encore Show 「No cap?」』が開催。
ukkaは、川瀬あやめ・村星りじゅ・茜空・芹澤もあ、そして2021年9月より新メンバー結城りな・葵るりが加わったSTARDUST PLANETの6人組アイドルグループ。
本公演は、新体制初のシングル「MORE!×3」を引っ提げて行われた東名阪ツアーの追加公演となっており、アンコールではukkaの念願であったメジャーデビュー決定の発表も。
デビューはテイチクエンタテインメントからということで、大先輩の山本譲二や栗田秀樹代表取締役社長、「演歌の星」からやってきた、演歌が大好きな宇宙人“こぶしまる”もステージに登場。ライブ本編、大御所からのサプライズと見どころの多い公演となりました。
ukka New Style LIVE TOUR 2022 An encore Show 「No cap?」レポート
元気な掛け声が聴こえると、ステージに飛び出す6人。まずは、観客に向かって大きく声をかけていきます。
持ち込んだボックスに乗ったり座ったりしながら、1曲目を「MORE!×3」でカラフルに展開すると、花のような衣装も軽やかに、「エビ・バディ・ワナ・ビー」、「恋、いちばんめ」と続けます。
ステージ上でのわちゃわちゃに笑顔もいっぱいの中、一息つくと自己紹介も。しかし、タイトルの“No cap?”=“マジか?”の説明もそこそこに、さらに「こころ予報」「急なロマンティック」とパフォーマンスを続けていきます。
2曲を過ぎ、もあがステージに1人残されると、そこからはソロ&ユニットパート。各メンバーをフィーチャーした楽曲のパートですが、今回はお互いの曲を交換しながらの披露となりました。
ソロ&ユニットで力強いステージ、本編ラストまで一気に
このパートのトップとなったもあが披露する「ガールズナイト」はクールなステージ。ペンライトで会場も美しく染まり、続いては空が「Shining City Lights」。
大きく体を動かす鮮やかな姿に圧倒されると、あやめは「Party goes on.」のゆったりしたリズムでガーリーに会場を包み込んでいきます。
「ファンファーレ」のイントロで登場したりじゅは前向きな楽曲をまっすぐに。アウトロでりな&るりが合流すると、最後に2人は「WINGS」を歌い上げ、このソロ&ユニットパートを締めくくります。
それぞれの力のこもったステージのあとは、アコースティックアレンジの「リンドバーグ」で一気にやわらぐ会場。
すると「おねがいよ」では、さらに一転して、エレキギター一本のイントロから熱いボーカル。やがてバンドサウンドも重なり、そのまま疾走感のある「AM0805の交差点」と展開していきます。
MCでは、ソロ&ユニットパートについて、もあは曲交換と、いつもとは違う構成での披露に緊張した様子。空はダンスに振り切ったステージ、あやめはラジカセを肩に持ったラフなスタイルをイメージしたとそれぞれ語っていきます。
りじゅは「ファンファーレ」のメロディのハイトーンに驚いたことを振り返ると、りな&るりのステージについては他メンバーも成長を感じたと笑顔を見せました。
ライブは、そのままあっという間にラストパートへと移り、「Magik Melody」から「それは月曜日の9時のように」「グラジェネ」と連続披露。
本編最後のMCでは、りなは初のツアーも終了を迎えるということで「ちょっとさみしい」と気持ちを語り、るりもあっという間だったと振り返ります。
新型コロナウィルス対策などで難しい面もあった期間を乗り越え、「ひさびさにライブ感があったツアー」と他メンバーも声を揃えると、やがて本編は終了。
アンコール、メジャーデビューのサプライズ発表
アンコールがかかり、登場したTシャツ姿のukkaは「ニューフィクション」から、まだまだ元気にパフォーマンス。
「タリルリラ」の溌剌としたステージから、さらに「まわるまわるまわる」で一気に駆け抜けると、メンバーは今回の追加公演をふくめ、ツアーを終えた感謝の言葉を届けます。
あやめがこのツアーを経て、さらなる成長のためには「グループとしてのまとまり」が大事だと感じていることを話すと、これからへのさらなる意気込みも。
しかし、大きな拍手が巻き起こる中、締めくくろうとする空にスタッフから謎の指示が。
とある大物歌手からのボイスメッセージ、ということで聴いてみると「みちのくひとり旅」の歌声から、「はじめまして山本譲二です。」となぜか山本譲二からのメッセージ。新曲「比翼の鳥」がukka=羽化とつながりがあるなど奇妙な説明が続き不審な空気が広がると、「伝えたいことが、もう一つあるんです。そっちいくわ!」と、なんとステージ脇から山本本人が登場。
そして、ukkaにテイチクエンタテインメントからのメジャーデビューを報告。
すると驚きと喜びで崩れ落ちるメンバーのもとに、こぶしまるやテイチクエンタテインメント栗田社長も「よろしくお願いします!」と登場します。
栗田社長は、そのまま「大きく羽ばたいてください」という願いとともに、「それではukkaで『リンドバーグ』」と昔ながらの曲紹介。
あわててメンバーがスタンバイすると、会場も祝福の想いを込めて、一体に振りを揃えて盛り上がります。
曲終わりには大きく長い拍手も起こり、メンバーは声を揃えてひとまずはツアーへの感謝。輝く笑顔を見せつつ、“No cap?”な公演の幕を下ろしました。
写真提供:スターダストプロモーション
■ukka LINK
HP:https://ukka.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/ukka_music
テイチクエンタテインメント:https://www.teichiku.co.jp/artist/ukka/
セットリスト
1 MORE!×3
2 エビ・バディ・ワナ・ビー
3 恋、いちばんめ
4 こころ予報
5 急なロマンティック
6 ガールズナイト(芹澤もあ)
7 Shining City Lights(茜空)
8 Party goes on.(川瀬あやめ)
9 ファンファーレ(村星りじゅ)
10 WINGS(結城りな・葵るり)
11 リンドバーグ(アコースティックver.)
12 おねがいよ(newアレンジver.)
13 AM0805の交差点
14 Magik Melody
15 それは月曜日の9時のように
16 グラジェネ
17 ニューフィクション
18 タリルリラ
19 まわるまわるまわる
PHOTO
写真提供:スターダストプロモーション