8月18日(金)に公開の、佐原ミズの人気コミック『尾かしら付き。』(コアミックス刊)の実写映画の完成披露舞台挨拶が7月22日(土)に開催。
『尾かしら付き』は、お尻に豚のような”しっぽ”が生えている少年・宇津見 快成と、そんな彼をもっと知りたいと思い、寄り添おうとする少女・樋山 那智が出会い、傷つきながらも心を通わせ合う、切なく愛おしい愛を描いた物語です。
舞台挨拶には、宇津見快成を演じる小西詠斗、そんな彼の秘密を知ってしまう同級生の樋山那智を演じる大平采佳をはじめ、佐野岳、武田梨奈、木村昴、新内眞衣といったキャスト陣、そして主題歌「UNIQUE」を手掛けた Hilcrhyme、さらに真田幹也監督が登壇しました
舞台挨拶がスタートすると、まずは小西が「ついに皆様にお届けできる日が来て、心からうれしく思っています」と挨拶すると、スクリーンデビュー&初主演となった大平は、「皆様にお届けできる日を迎えられて、光栄に思っています」と語ると、みずみずしい笑顔を見せます。
すると、「今日は『俳優、木村です』と言っていいんですよね」と木村が本作がスクリーンデビューと言うと、さらに新内もスクリーンデビューとのことで、「女優、新内眞衣です」とかぶせ、会場も大きな笑いが起こります。
しっぽが生えている少年・快成の葛藤を通して、“みんなと違う”ことにどのように向き合っていくのかという
テーマが描かれる本作。
小西が「たくさんキュンキュンして、たくさん共感して、観たあとに背中を押してもらえるような、明るい気持ちになれるような映画です」と語ると、大平は「自分が出会ったことにないものに出会うと、『認めたくない』と感じてしまったりすることがあると思います。でも一歩踏み出してみると、自分の知らなかった世界、新しい世界が見えるんじゃないか、そういう勇気を出そうと思える映画。」とメッセージを届けます。
最後には、真田監督が「この作品は、多様性が尊重される時代に、とても有意義な作品だと思っています。特に個性を曝け出すことに臆病になっている人に届けばいいなと思っています」と舞台挨拶をしめくくりました。
『尾かしら付き。』
原作:佐原ミズ「尾かしら付き。」(ゼノンコミックス/コアミックス)
監督:真田 幹也
脚本:おかざき さとこ
音楽:Hilcrhyme
主題歌:Hilcrhyme「UNIQUE」(Universal Connect)
キャスト:小西詠斗 大平采佳 / 佐野岳 武田梨奈
木村昴 新内眞衣 土井ケイト 長谷川朝晴
企画・製作: EAST WORLD ENTERTAINMENT
埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ
制作:デジタル SKIP ステーション
ダブル・フィールド/ SS 工房
配給・宣伝:MOVIE WALKER
公式 サイト:
okashiratsuki-movie.jp
【イントロダクション】
お尻に豚のような尻尾が生えている少年・宇津見 快成と、そんな彼の“秘密”を知りながらも、寄り添おうとする少女・樋山 那智。お
互いのことを知りたいと思いながら、その気持ちをどう伝えたらいいかわからない健気な 2 人のちょっと不思議で心温まる物語。原作
は、『マイガール』のほか、『バス走る。』『鉄楽レトラ』といった数多くの人気作を手掛け、20~30 代の女性を中心に支持を集める佐
原ミズ。累計発行部数 15 万部の人気コミック『尾かしら付き。』ついに実写映画化。
【STORY】
樋山那智は、ソフトボールに汗を流し、“日焼け”に憧れる平凡な中学生。彼女は同級生の宇津見くんが抱える重大な秘密を知って
しまう。それは、彼に『しっぽが生えている』ということ。『みんなと違う』ことに迷い戸惑い傷つきながらも、心を通わせ合う二人の物語。
©佐原ミズ/コアミックス ©2023 映画「尾かしら付き。」