8月9日(金)より全国公開の「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の完成披露先行上映舞台挨拶が都内にて7月11日(木)に開催。藤吉夏鈴、髙石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、髙嶋政宏が登壇しました。
「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」では、主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役を櫻坂46・藤吉夏鈴が映画初出演にして初主演。共演の髙石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永など新世代を担う新星も集結し、さらに、髙嶋政宏らベテラン陣も脇を固め本作を盛り上げます。
イベントでは、出演者が作品の見どころや撮影エピソードを語るほか、撮影の都合で登壇が叶わなかった小林監督からのサプライズの手紙も。新米記者として藤吉夏鈴、髙石あかり、中井友望が集まった記者に新米にかけたお米のお菓子でご挨拶もあるなど楽しいイベントとなりました。
「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の完成披露先行上映舞台挨拶
出演者たちが挨拶とともに舞台に揃うと藤吉は、映画初主演かつ舞台挨拶も初めてと語りつつ、「 普段の櫻坂46の活動ではこういう機会があまりないのですごく嬉しいです」と心境を語ります。
そんな初々しい姿もありつつ、学園の理事長・沼原栄作役のベテラン、高嶋政宏は「監督が来ないんで、おっさん1人になっちゃったじゃないですか(笑)」と会場を笑わせ、会場もリラックスした雰囲気に。
映画初主演についてはワクワクしていたという藤吉は、当時の撮影について、「すごく難しいなと思う部分もあったんですけど、でも新鮮でとても楽しかったです」とコメント。それを聞いていた髙石あかりは、「気づいたらどうやって藤吉さんを笑顔にするかを考えていました。本番中にアドリブを入れてみたりしたんですけど、感情がふっと変わる瞬間がすごく可愛く映っているので、そういうところは監督の意図でもあったりしました」と語ります。
すると中井友望は、「勝手に藤吉さんがツボに入って笑ってるんだと思ってたんですけど、そういうのがあったんですね。 今ちょっと納得しました」と驚いた様子。
実際の新米時代のエピソードも質問されると、久間田琳加はモデルの30日分の着回し企画として用意した私服を丸ごとスタジオに置いてきてしまったことを話します。驚きの会場に「次の日に着る服がない!ということになったんですけど、結局、母親の服を借りた気がします」とはにかんだ表情を見せました。
記者席には作品に登場するような学生記者も着席。一言求められた藤吉は「綺麗に私たちをとってください」と笑顔を向け、そのまま記者陣に新米記者の挨拶として、藤吉夏鈴、髙石あかり、中井友望の3人がお米のお菓子を配ります。
さらに、最後には小林監督からの手紙のサプライズも。藤吉の目頭もやや熱くなります。
「初めて会った時から正直悩みっぱなしでした。 藤吉さんは僕が今まで出会ったことのない稀有な存在で、演出の手を加えてしまうと藤吉さんの個性を潰してしまうのではないかという恐怖がありました。」との監督自身も悩んでいたことを打ち明けると、「決して器用なタイプではないと思います。 辛かったと思います。でも、藤吉さんの頑張りで唯一無二の主人公像が出来上がりました。 一見演技なのか素なのか分からない奇跡的な演技は偶然生まれたのではなく、藤吉さんの努力の結晶です。全て計算された演技です。すごいことだと思います。藤吉さんとご一緒できて本当によかった」と締めくくり、この出会いに感謝している気持ちを伝えました。
藤吉は、「何度も暗い部屋の中にいるような感覚になることがあったんですけど、監督と 皆さんと1つの作品を作ることができて、 今振り返るとすごく幸せでしたし、完成した作品はすごく愛おしかったです」と語り、今後の俳優人生にも前向きな思いものぞかせます。
そのまま最後には「この映画を見てる時間だけは、たくさんのしんどいこと忘れて、 絶対ハッピーな気持ちで帰れますので、見てくださると嬉しく思います」と藤吉が結びイベントは終了となりました。
櫻坂46・藤吉夏鈴が映画初主演を務める『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』は、2024年8月9日(金)より全国公開。
『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』
藤吉夏鈴(櫻坂 46)
髙石あかり 久間田琳加 中井友望 綱啓永
外原寧々 ゆうたろう 八木響生 筧美和子
石倉三郎 / 髙嶋政宏
監督:小林啓一|脚本:大野大輔|原案:宮川彰太郎
音楽・主題歌:クレナズム「リベリオン」 (MMM RECORDS / RED)
製作:金子保之 直井卓俊 川村岬 久保和明 柳裕淳 加瀬林亮|エグゼクティブプロデューサー:佐藤現|プロデューサー:久保和明 浅木大 松嶋翔|企画:直井卓俊|撮影・照明:野村昌平|録音:日高成幸|美術:竹渕絢子|編集:田村宗大|VFX スーパーバイザー:桑本祥一|スタイリスト:阿部公美|ヘアメイク:夏海|スケジュール:伊藤一平|助監督:山口雄也|制作担当:三谷奏|キャスティング:伊藤尚哉|サウンドデザイン:山本タカアキ|スチール:柴崎まどか|宣伝プロデューサー:山澤立樹|宣伝デザイン:寺澤圭太郎|特別協力:東日印刷株式会社|制作協力:NeedyGreedy|制作プロダクション:レオーネ|製作幹事:東映ビデオ|配給・宣伝:東映ビデオ/SPOTTED PRODUCTIONS カラー|ビスタサイズ|5.1ch|98min
©2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
公式 HP torokko-movie.jp