日本スポーツ協会は、平成30年9月29日(土)~10月9日(火)にかけて福井県で開催する第73回国民体育大会『福井しあわせ元気国体』の記者発表を、9月20日(木)に実施。
記者発表では、「福井しあわせ元気国体」の開催概要を発表した後、スペシャルゲストによるトークショーを開催。
トークショーには、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵、開催地・福井県代表として今大会のフェンシング競技成年男子に出場する徳南堅太、さらに、昨年から国体応援サイト「#国体 fan」に登場するAKB48チーム8から、福井県代表・長久玲奈と来年の国体開催地である茨城県代表・岡部麟も登場し、今月末に開会式を迎える「福井しあわせ元気国体」や国体の魅力などをアピールした。
金藤は第71回国民体育大会(岩手県)をはじめ国体出場経験が豊富で、都道府県代表として参加することが他の大会とは違った雰囲気があることを紹介。徳南選手は地元福井県で開催される同大会への意気込みを述べ、活躍を誓う。
徳南選手と同じく福井県が地元の長は福井県のグルメなどを紹介し、開催地の魅力をPR。岡部は来年開催される「いきいき茨城ゆめ国体」の県内での盛り上がりを紹介し、開催が待ち遠しいと話した。
なお、「#国体 fan」では AKB48 チーム 8 が登場する「VS 都道府県」のコーナーをはじめ、国体やスポーツに関するトリビアを紹介するコーナーなどを公開。
※トークショーには、はぴりゅう(福井しあわせ元気国体 マスコットキャラクター)も参加!!
≪登壇者コメント≫
■金藤理絵(第 31 回オリンピック競技大会 競泳女子 200m 平泳ぎ 金メダリスト)
国体は、世界で活躍している選手を観戦しやすい大会でもあると思いますし、開催地に行くことでそこの素晴らしさを感じてもらえると思います。選手が都道府県を背負って戦う姿は、他の大会では観られないので、これまでと違った姿が観られると思います。また、観光して美味しい物を食べることも、国体の楽しさです。出場する選手は都道府県のために戦うという想いを持っていると思いますが、気負いせず、自分のためである、ということも忘れずに頑張ってもらえたらなと思います。
■徳南堅太(第 31 回オリンピック競技大会 フェンシング日本代表、第 73 回国民体育大会福井県代表)
皆さんの応援を力に変えて福井県代表選手の皆さんと総合優勝である天皇杯の獲得を目指したいと思います。また、福井県民の皆さんをはじめ、多くの方に生でフェンシングを観てもらうチャンスでもあります。今回、私は選手兼監督という立場で参加させてもらいます。チームリーダー・監督としてチームを引っ張っていきたいです。また、福井県全体の他の競技も全力で応援したいと思います。福井は田舎なイメージがあると思いますが、綺麗な空気など都会では味わえない体験や食も堪能してもらえたら嬉しいです。
■AKB48 チーム 8 長久玲奈(福井県代表)
高校で仲の良い友達が、ソフトボール部や軟式野球部に入っているので、そういった競技に注目しています。地元では、はぴりゅうグッズが売られていたり、国体の音楽が流れていたり、はぴりゅうダンスを体育祭で踊っていたり、福井県全体で応援しています。他県から来た人もダンスを覚えて、楽しんでほしいです。福井はどこにあるかわからないとよく言われますが、来た人は「福井っていいところだね」と必ず言って帰るので、海鮮やソースかつ丼など福井の魅力も味わってくれると嬉しいです。
■岡部麟(茨城県代表)
私がいつも利用している駅では、来年の国体に向けて競技場を造っていたり、開催までのカウントダウンが出ていたり、地元が一生懸命盛り上げようとしています。今日、イベントに参加して「水泳を見る時は水しぶきの大きさも注目」ということを教えてもらったので、そういうところにも注目して観てみたいなと思います。茨城にも、福井県に負けない魅力がたくさんあります。来年のこのくらいの時期だと、大洗にあるアンコウ鍋は肌寒い季節におススメです。来年、茨城に来たら、国体を楽しんでもらうのはもちろんですが、茨城ならではの魅力を堪能してほしいです。