2019年1月24日、都内にて現役女子大生24名で結成された「カレッジ・コスモス」が新曲『記号なんかじゃない私たちは』の新衣装取材会を開催。メンバーを代表して山木梨沙、松井まり、秋月香七、對馬桜花、舩田美子が会見におよんだ。
メンバーはそれぞれ現役女子大生ということで、對馬は立教大学、秋月は慶應義塾大学、舩田は青山学院大学に在学中。山木は慶應義塾大学にて商学部に在籍だが、その理由を自身が所属しているハロー!プロジェクトのグループであるカントリー・ガールズに「還元できるんじゃないか。」と思ってのことと話す。松井は中央大学で検察官を目指して法律の勉強をしており、「検察官は年を取ってもなれるので、その夢は捨てずにがんばっていこうと思います。」とアイドルとの両立を目指していることを明かす。
今回、初披露となった衣装について山木は「最初の衣装は清楚にということで真っ白なワンピースだったんですけど、今回は清楚さにプラス可愛さが入っています。メンバーによってスカートの長さが違ったり個性も。」と紹介すると、松井は楽曲について「アイデンティティとは何だろうと疑問を投げかけているような、クールでダンサブルな曲になっていて、『言葉の水を濾過したい』は優雅な踊り、『夢は意地悪』は曲の内容などをテーマにしていますが、この『記号なんかじゃない私たちは』は踊りがテーマになっている部分もあって、そこに注目してもらえたらなと思っています。」と話した。
山木はさらに「MVで見ていただくと、より世界観が分かっていただけるんじゃないかと思います。」と伝えると、今回の衣装のポイントについて秋月は、スカートのレースや、ブレスレットなどのアクセサリーにも注目と紹介。「衣装が揺れる優雅さとか、イヤリングの揺れなど。」と松井はダンスとリンクした見どころを話す。
すでに撮影が行われているMVについては「3曲の中では1番アップテンポで、かっこいい感じのリップシーンを撮ったり、(今までとは)違った表情が見られると思います。」と山木が語ると、ポイントとしては「みんなで共通した振付を踊っているんですが、脇田璃奈ちゃんがとても上手だと思っていて、途中で彼女がセンターで踊っているシーンにも注目していただきたいです。」と言い、さらに「誰しもその他大勢の中での一人なんじゃないかと不安になったことがあると思うんですけど、自分らしさを出して、記号なんかじゃないよという気持ちがダンスに込められているんじゃないかなと私は思っています。」と語る。
また、ダンスが苦手と話す對馬は「ほとんど初心者という感じで練習についていくのが大変だったんですけど、メンバーのみんながやさしくて、私が一人で確認していても、それこそ山木さんが例えば手を腰におくと流れがつかめてやりやすくなるよとか、みんなも支えてくれて、本当に感動しました。がんばって夜な夜な練習していたら、先生がよくなったねって言ってくださってすごく嬉しかったです。」と話し、『記号なんかじゃない私たちは』については、「3曲の中では1番苦労した曲で、1日目に振り覚えをした時、筋肉痛になって足が痛かったんですけど、すぐ痛くなったのでまだ若いんだなと思いました。」と笑顔を見せる。
それを受けて松井は、「ただダンスが上手いだけではいけないとも思っていて、曲の表現だったり自分たちのイメージを表現をしなくてはいけないという部分では、それこそ山木さんの動きを真似して、アイドルの動きはこうなんだというのを必死で探しました。」と学びの姿勢。
山木は「對馬ちゃんは初日に泣いちゃったりとかしていたんですけど、一生懸命伝えられることを伝えたら、次の日には完璧にできるようになっていて本当に夜な夜なやったんだなっていうのが知れて、そういう姿を見ていると私も負けていられないと思いました。」と改めて気持ちが入ったことを話す。
勉強との両立ということについては「電車の中で資料を読んでみたりとか、撮影現場に勉強道具を持ってきて楽屋で勉強をしてどうにかなりました。」と秋月が話すと、山木は「最近やっと慣れてきたという感じなんですけど、とにかく覚えるだけの状態にノートをまとめておいて一生懸命つめこんだりとか、それでも間に合わないという時は栄養ドリンクを飲んで寝ずにやります。力技でがんばります。」と語る。
最後に目標の芸能界の先輩について質問がおよぶと秋月、船田は元℃-uteの鈴木愛理、山木は道重さゆみとカントリー・ガールズとして共に活動をした嗣永桃子の名前を挙げる。「道重さんはハロー!プロジェクトに入りたいと思った原点ですし、ももち先輩(嗣永桃子)は一番近くでアイドルとは何たるかを1から100まで教えてくださったので、お二方は本当に尊敬しています。このメンバーがハロー!プロジェクトの先輩方に憧れてると初めて知ったんですけど、そんな風に憧れてもらえるような人になっていきたいと思います。」と意気込みも語られると、取材会は終了となった。
カレッジ・コスモスのトリプルA面シングル「夢は意地悪 / 言葉の水を濾過したい / 記号なんかじゃない私たちは」は3月6日にリリース。『記号なんかじゃない私たちは』は作詞を児玉雨子、作編曲を大橋莉子が担当している。
■カレッジ・コスモストリプルA面シングル
「夢は意地悪 / 言葉の水を濾過したい / 記号なんかじゃない私たちは」
発売:2019年3月6日
<CD収録内容>
1.夢は意地悪
2.言葉の水を濾過したい
3.記号なんかじゃない私たちは
4.夢は意地悪(Instrumental)
5.言葉の水を濾過したい(Instrumental)
6.記号なんかじゃない私たちは(Instrumental)