2017年3月18日、渋谷La.mamaにてアイドルグループFullfull☆Pocketによる「Little Step!! vol.18~花谷麻妃生誕スペシャル~」が開催された。
このイベントは毎月開催される定期公演として、毎回趣向を凝らした企画が楽しいイベントとなっている。
今回は、3月16日に15歳の誕生日を迎えた花谷麻妃のバースデースペシャル。そして、彼女は声優の夢へと向かうため、これをもって同グループを卒業する。
さみしい気持ちや涙もありつつも、前向きな卒業ということで彼女の人柄が表れたような明るく楽しいイベントとなった。
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ライブはオープニングから勢いよくメンバーがステージに飛び出すと、1曲目『ときめきマフラー』から会場のコールも熱く、一気に3曲を披露。そしてさっそく石井栞が司会をつとめる花谷麻妃バースデー企画へと進む。
まずはバースデーケーキならぬ花谷の好きなバースデードーナツの盛り合わせが登場すると、歌やクラッカーでお祝い。「15歳になれたのもみなさんのおかげだな。」と話すと、会場から笑いがこぼれた。
今回はセットリストを花谷が考えたとのことだが、ソロコーナーでは高田みづえの『硝子坂』と渋い選曲。歌詞を忘れてしまうというハプニングもあったが、そんな場面も笑顔に楽しい時間となった。
再びメンバーが合流すると、それぞれ花谷に向けて手紙を読む。今までの思い出や、これからグループ活動を共にできないさみしさを話しつつも、声優の道へとまっすぐに進む姿にエールを贈る。
花谷と同時にグループへと加入した石井栞は不安だった当初の頃を思い出しつつ「本当に本当にありがとう、大好きだよ。」と涙を流した。
そのままファンからの花輪や寄せ書きが贈られると、「私は一日一日を大切にしたくてステージに立ってきました。だからみなさん精一杯生きてください。私も精一杯がんばって明日を作っていこうと思います。ありがとうございました!」と花谷はコメント。
そして、「今の私の気持ちにぴったり合った曲。」とTVアニメ「一週間フレンズ。」EDテーマ『奏(かなで)』をメンバー全員でカバーする。
しんみりと聴き入る会場に、続いて流れてきたのは花谷が一番好きな曲『I my me mine』。アップテンポなリズムにひかれるまま、一転、会場は大きな盛り上がりを見せた。
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本編終了からはすぐさまアンコールがかかり、メンバーも再びステージへ。花谷麻妃から生誕Tシャツについて「みんなで作ったTシャツにしたかった。」と“感謝”の文字の点の部分が書かれていないのを、ファン自身の手で加えて欲しいと言う。
最後の曲は石井栞が「まきちゃんへ、精一杯のパワーをブーンしちゃってください!」と独特の表現に会場も笑顔の中、『からっと☆晴れたね!』でエンディングへ。
しかし、ここでさらにダブルアンコールがかかり、メンバーが再度ステージに。すると、ここでなぜか突然の電話。
メンバーが受け取った先に、かわいい女の子の声が聴こえると、舞台袖から新メンバーとなる宇敷陽南が登場する。初々しい挨拶にファンの顔もゆるみ、花谷から「みんな、なんでそんなにメロメロになってるの!」とおしかり。
大きな笑いの中、もう一人のゲストとしてFullfull☆Pocketサウンドプロデューサーの多田慎也が現れ、花谷の卒業に言葉を贈る。
グループの苦しい時期の彼女のがんばりや、オーディションで歌詞を忘れたことなど、花谷を見守ってきた多田慎也ならではのエピソードが聞けると、本当のラスト。
『フ♩レフ♩レミライ!!!』から、『虹色シャッフル』で大盛り上がりの中、生誕&卒業となったイベントは明るく、そして元気に幕を下ろした。
■SET LIST
01. ときめきマフラー
02. わがままフェアリー
03. きみがだいすき?
04. 硝子坂(まきカバー)
05. 奏(全員カバー)
06. I my me mine
EN1. からっと☆晴れたね!
WEN1. フ♩レフ♩レミライ!!!
WEN2. 虹色シャッフル
■Gallery
■4月2日、定期公演開催!新体制・新メンバー宇敷陽南、初ステージ!
日程:2017年4月2日(日)
会場:代官山LOOP(東京都渋谷区鉢山町13-12 B1)
時間:開場11:00 開演:11:30
※詳細はOFFICIAL SITEをチェック!
■4月20日からAKIBAカルチャーズ劇場 定期公演決定!
4月20日より秋葉原にあるにて平日定期公演が決定。詳細については後日発表。
http://akibalive.jp/
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