2017年3月26日、3331 Arts Chiyodaにて、弾き語り女子たちによるライブイベント「アコギガール PRESENTS『アコギグ #3』」が開催された。
今回の出演は雛吉桃世、京本紗采、とみぃはなこ、Sarasaといった前回と同じメンバーに加え、新しく想楽(そら)、Emilyの2人のギター女子が参加する。
オープニングは雛吉桃世、京本紗采、とみぃはなこ、Sarasaの4人が『TUESDAY’S LOVE』『Man & Woman』といった懐かしの名曲を披露。そのままアコギガールではお馴染みとなった司会進行役のMC IPPOも登場し、まずはそれぞれの自己紹介から。
意気込みなども語られつつ、まずは最初のテーマ、“歌詞が好きな楽曲”のコーナーへ。
これは各テーマごとに自らが選んだ楽曲を披露するというものだが、Sarasaは『甘い』、とみぃはなこは『ミサイル』といった自身のオリジナル曲。京本紗采はback numberのカバーで『ハッピーエンド』、そして雛吉桃世は中島みゆきのカバーで『ホームにて』を歌う。
二つ目のテーマは“ドライブに聴きたい曲”ということで、京本紗采は「スピーカーの前の人、注意してください。」との前置きからONE OK ROCKの『完全感覚dreamer』を熱唱し、観客からも大きな拍手。
熱い空気の中、一転、雛吉桃世はmoumoon『Sunshine Girl』、SarasaはYUI『Driving Happy Life』、とみぃはなこは小沢健二『カローラIIにのって』と続き、軽快なポップソングが小気味良く響く。
ここでいよいよ初参加の想楽、Emilyの二人が呼び込まれると、明るい性格と噂の二人はさっそく「アコギガール プレゼンツ アコギグ!イェーイ!」とオープニングの掛け声を披露し、満足そうな笑顔。
そのまま「緊張する。」と話しつつもテーマ“歌詞の好きな楽曲”にて、想楽はコレサワ『笑えよ乙女』、Emilyはテイラー・スウィフト『blank space』を歌う。それぞれにまた違った個性を見せる二人に会場からは暖かい拍手が贈られた。
今回の最後のテーマ“一番気に入っているオリジナル曲”では、それぞれが作詞作曲した楽曲をギター一本で演奏する姿に、観客もそれぞれの想いを胸にする。
ラストは原田知世『シンシア』。
雛吉桃世、京本紗采、とみぃはなこ、の三人がしっとりと流れるように歌うと、余韻を残しつつステージを終えた。
アンコールではアコギガールのTシャツに着替えた想楽、Emilyが登場し嬉しそうにグッズ紹介。そして再び全員が揃うと6人で1曲。
と、なる前に今回が「アコギグ」最後の出演となる京本紗采に向けて、京本が好きだという槇原敬之『どんなときも。』をサプライズで5人が歌う。耳を傾けつつ次第に涙顔になる京本に、会場も暖かい手拍子を添える。
京本は「歌を続けてるかぎり、またどこかで会える。」と気持ちを話すと、雛吉桃世は涙に声をつまらせながら「お互いがんばりましょう、ありがとう。」と伝え、とみぃはなこは「東京ドーム、見に行くから。」とこれからの成長を共に笑顔で誓う。
そして最後は小沢健二『僕らが旅に出る理由』。これからも音楽を続けていくという京本紗采の晴れやかな笑顔もまぶしく、「アコギグ #3」はさわやかにエンディングを迎えた。
■Gallery
■DATA
アコギガール PRESENTS『アコギグ #3』
日時: 2017年03月26日(日) 開場15:30/開演16:00
会場: 3331 Arts Chiyoda (B105)
出演:
京本紗采 http://ameblo.jp/saaya-kyoumoto/entry-12260213199.html
とみぃはなこ https://twitter.com/lily_hanako
雛吉桃世 https://twitter.com/hinayoshimomose
Sarasa https://twitter.com/sarasaguitar
想楽 https://twitter.com/sora_acogui
Emily https://twitter.com/emily_emily_17
アコギガール OFFICIAL Twitter:https://twitter.com/acoguigirl_info
LINE LIVE公式チャンネル「スタダch.」:https://live.line.me/channels/855
※LINE LIVEでは当日の模様も配信予定。
前回「アコギグ #2」のレポートはこちら↓
http://mikan-incomplete.com/music/5732