2012年より発行されている、岐阜県南部の多治見市を舞台に伝統工芸品「美濃焼」をテーマにした女子高生の青春を描く、フリーコミック「やくならマグカップも」。これをを原作とするアニメ『やくならマグカップも』が、2021年4月からアニメ放映を開始します。
11月29日(日)には、本作の舞台となる岐阜県多治見市役所にて「『やくならマグカップも』特別会見」が行われ、主人公・豊川姫乃役の田中美海さん、久々梨三華役の芹澤優さん、成瀬直子役の若井友希さん、青木十子役の本泉莉奈さんが出席。古川雅典市長とともに本作を通して多治見市、そして「美濃焼」をより一層盛り上げていく意気込みを熱く語りました。
「『やくならマグカップも』特別会見」レポート
多治見駅の目の前にある多治見市役所駅北庁舎で行われた「『やくならマグカップも』特別会見」と題した多治見市役所
での会見では、まず多治見市長の古川雅典氏から挨拶。
メインキャストの４人が登場すると、主人公の豊川姫乃を演じる田中美海さんは「一緒に多治見を盛り上げられるようにがんばります！」と笑顔で挨拶をし、久々梨三華役の芹澤優さん、岐阜県出身の成瀬直子役の若井友希さん、青木十子役の本泉莉奈さんもそれに続きました。
田中さんは原作の感想を「陶芸は私にとって身近ではなかったのですが、作中の女の子たちが賑やかで楽しそうに陶芸をしていく姿を見て、陶芸を体験してみたいと思いました。」と話すと、芹澤さんは、姫乃とお父さんの関係、三華と十子の関係に泣きそうになった事などを語り、さらに自身も「父にプレゼントとして世界に一つだけの私が作った陶器をプレゼントした事があります。陶芸は触った手触りも良くて、温かみもあって、気持ちまで温かくしてくれます。」と陶芸の魅力も語りました。
若井さんは「岐阜県多治見市ならではのゆったりとした時の流れや、高校生の日常をそのままリアルに描いているところ等にも作品の良さがあります。」と出身地ならではの感想。本泉さんは「グルメや歴史も詰まっていて、陶芸をわかりやすく説明してくれたりして、女子高校生たちがほのぼのしているだけでなく、陶芸等の文化も勉強できるすてきな作品です。」と話しました。
本作は原作を元にしたストーリーがアニメで展開していくAパートと、主演の4人よるご当地グルメの紹介、陶芸体験などの実写Ｂパート「やくもの放課後」で構成されます。
田中さんは「全編にわたってカメラが回っていないときのように 4 人とも変わらず、いつもの様子が切り取らてると思います。多治見市はすてきな場所がいろいろあって楽しめるので、観た方は絶対行きたくなると思います！」と4 人でのロケを振り返りながら実写パートの見どころや魅力を語りました。
最後の挨拶で、本泉さんは陶芸や多治見での体験を通して「（仕事できているのですが）息抜きをたくさんさせてもらえて、心が洗われるようでした。これから陶芸と多治見の魅力を伝えていきたいです。がんばります！」と話し、若井さんは一言「2021 年「やくも」をバズらせたい!!!!!」と気合い十分の意気込み。
芹澤さんも「東京生まれ、東京育ちで故郷というものに触れてこなかったのですが、多治見は我が故郷のように好きになったので、多治見の良さを皆さんに伝えたいです。バズらせましょう！」と笑顔で元気いっぱいに話します。
田中さんが「これからのアフレコでも多治見や陶芸の魅力が思う存分に伝わるようにがんばります。」と落ち着いた様子で主人公の貫録をみせると、古川市長から多治見市を含む中部エリアではCBCテレビでの放送が決まったことも報告。「アニメを見て、行ってみたいと思ったら来てほしい、期待を裏切らないように多治見市も準備します！」と地域一丸となって、さらに盛り上げていくことを登壇者それぞれが誓いました。
＊＊＊
＜作品情報＞
【キャスト】
豊川姫乃：田中美海
久々梨三華：芹澤優
成瀬直子：若井友希
青木十子：本泉莉奈
【スタッフ】
原作：プラネット・日本アニメーション
監督：神谷純
シリーズ構成・脚本：荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督：吉岡彩乃
アニメーション制作：日本アニメーション
協力：岐阜県多治見市／一般社団法人多治見市観光協会／「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作：やくならマグカップも製作委員会
アニメ公式サイト https://yakumo-project.com
© プラネット・日本アニメーション／やくならマグカップも製作委員会
▷あわせて読みたい！『伊藤美来の3rdアルバム・ジャケット写真が公開！本人絵柄のTカード＆特別デザインのグッズも登場』
▷声優・諏訪ななか「やっとたどり着いた」ソロ初ライブ！～My prologue～昼公演レポート