日本テレビ系ドラマ「逃亡医F」にてレギュラー出演など俳優として活躍中の古屋呂敏。カメラマンとしても「ROBIN FURUYA」名義で数多くの役者やアーティスト、そしてファッションブランドの撮影を担当してきた経歴を持ち、モデル、役者、カメラマン、映像クリエイターと多方面で活躍しています。
そんな彼が今回、「反射」や「反映」といった意味の「reflection」をテーマに、初の写真展を2月18日(金)から20日(日)渋谷ギャラリー ルデコにて開催。
撮影は冬の西湖(山梨県)にて、川床明日香・菊池日菜子をモデルに行われたということで、展示会場での取材会には三人が顔を揃え、記者陣の質問に答えました。
写真展開催に至った経緯、モデル川床明日香・菊池日菜子について
古屋:映像制作やスチールカメラマンとしてはクライアントワークが多くて、今回は自分の心の赴くままに撮影をしてみたいと思って、写真展という形で表現させてもらいました。何よりこの素敵なお 2人に協力してもらえてすごく楽しかったです。
川床:(撮影日は)とにかく寒くて(笑)でも、役者とかモデルとか撮影される側の気持ちも分かってもらえる信頼感がすごくあったので、なんだかワクワクしたまま撮影していました。
菊池:私も同じで、自分からマネージャーさんに初めてお願いしようか迷ったくらい寒くて(笑)でも、「こんな感じ」って見せてくれる写真に寒さを超える感動があったので、出来上がりを楽しみに撮影していました。
古屋:撮影時間がちょっと光の関係で短かったんですが、自分から「こういう表情どうですか?」とか「こういう感じの方がいいですか?」ってクリエイティブに対してトライしてくださるところが、僕としたら撮影しながらとても楽しかったです。
テーマ「reflection」、印象的なカット
古屋:「reflection」=「反射」というテーマで撮影したんですけど、僕自身が役者をやりながらカメラマンと、2つのことをやっていて、2つの視点があるんです。その中で何が返ってくるのか?何が反射しているのか?というの意識して。今回は2人からその年齢だからこそ出せる光がとても伝わってきました。
古屋:これは最初に撮ったカットで、逆光が入っていて表情が見えないんですけどめちゃめちゃ笑ってるんですよね。でも表情が伝わるというか、2人がどうする?みたいな、淡い感じっていうのが、すごく綺麗だし素敵だなと思いました。
撮影について
古屋:夕方のマジックアワーの一番いい時間帯に撮っていて、僕自身、最初手探りだったんですが、お 2人からだんだん“こういう動きが欲しいのかな?”と、すごく汲み取ってくださるような表情だったり、心をちょっと許してくれていっているのかな?というのは短い時間の中でも感じました。やはり最初のカットと最後のカットでは表情は全然違いますね。
菊池:私は田舎育ちなので、都会に飲まれた生活をしながらのこういう景色の中での撮影は本当に神聖でした。心が浄化されたようで、その場に入れたことがすごく楽しかったです。
写真展について
入り口のところに鏡を置いていて、それは分かりやすく自分が反射するものなんですけど。この写真展を見た後にもう一度ご自身を見てもらって、何か心の変化があれば僕としてはうれしいです。写真からいろんなものを受け取ってもらって楽しんでもらえたらなと思います。
古屋呂敏 写真展 『 reflection 』
【会場】ギャラリールデコ B1
【入場料】:無料
【開催期間】:2021 年 2 月 18 日 金 〜 2 月 20 日 日
【開催時間】am11 00 pm7 00
※最終日20 日(日)は 17 時終了
【スタッフ】
カメラ:古屋呂敏
モデル:川床明日香
菊池日菜子 古屋呂敏
メイク
安海督曜
スタイリスト
船橋翔大 / Dragon Fruit