“ホログラフィック×アイドルライブ”の新感覚ライブ「Future LIVE~複合現実~vol.4」とは?TPDのステージをレポート

LIVE REPORT

2018年9月1日、2日に「DMM VR THEATER presents Future LIVE~複合現実~vol.4」が開催。

このイベントは“ホログラフィック演出×アイドルライブの祭典”として「ホログラフィック」によるステージ演出を提供する世界初の常設劇場「DMM VR THEATER YOKOHAMA」にて行われ、今回で4回目の開催となる。

「DMM VR THEATER YOKOHAMA」は人物やキャラクターなどステージ上に対象が存在するかのように投影することができるシステムを使い、ヴァーチャルな空間を実現することが可能となっているが、このイベントでは実際のアイドルがその場でパフォーマンスも行う。

出演は9月1日には東京パフォーマンスドール、predia、そして9月2日にはamiinA、sora tob sakana、ヤなことそっとミュートと合計で5組。歌、ダンスのクオリティの高さで魅せるグループ、また音楽性や映像表現・ライブ演出に定評のあるグループとそれぞれがこの新しいライブ表現にチャレンジした。

東京パフォーマンスドール(通称:TPD)は2か月の時間をかけて作り上げたステージということで、パフォーマンスするメンバーとホログラフィックや背後のプロジェクターとのマッチングにもこだわりを見せる。

分かりやすくコミックテイストの吹き出しやハートの演出もあれば、全体として前後のレイヤーを駆使しつつイメージを伝えるヴィジュアル表現。『TRICK U』の迫力のある演出では、客席からも「おお」と驚きの声ももれる。

会場はシアター形式のため着席を採っていたが、途中からはメンバーがうながしスタンディングでさらに盛り上がっていく。するとアンコールではステージを飛び出し、通路をメンバーが駆け抜けつつ、生のライブ感も表現。

縦書きの文字の演出なども美しく、リリックビデオ、ミュージックビデオが再現されるような、ある意味では逆転するリアリティが新しい体感を得られるライブとなった。

会場はシアターとしての特性が強く、システム上客席とステージの距離も遠いため、普段のライブのような熱量は生まれにくい下地はあるが、違ったジャンルのライブ空間としてユニークな体験が得られる。初音ミクやスプラトゥーンなどのキャラクターによるライブもまた新感覚だが、生身の人間に映像が重なっていく感覚もまたそれとは別のものとして新しい。

フィーリングとしては最新のスターウォーズのように完全に融合した映像というよりも、表現にもよるが懐かしい映画『ロジャー・ラビット』の合成のような親しみすらも感じられ、ストーリー仕立てのライブなど、アイドルにおける今後の「DMM VR THEATER YOKOHAMA」独自の発展も期待していきたい。

■DMM VR THEATER presents Future LIVE~複合現実~vol.4
日時:2018年9月1日[土] / 2日[日]
場所:DMM VR THEATER YOKOHAMA
 第1公演出演:東京パフォーマンスドール
 第2公演出演:predia
 第3公演出演:amiinA
 第4公演出演:sora tob sakana
 第5公演出演:ヤなことそっとミュート

URL:https://vr-theater.dmm.com/schedule/futurelive04

■DMM VR THEATER WEB SITE:https://vr-theater.dmm.com/
※サイトでは技術についての解説ページも。