MIKAN編集部がお送りする「2017年・夏のAIS -All Idol Songs- 特集~ And It’s Summer ~」では、アイドルファンの記憶に残り語り継がれる「21世紀以降のアイドルソング」を現在、そして未来に歌い継いでいくAIS -All Idol Songs- の各メンバーに個別インタビューをさせていただきました。
テーマは“わたしのすきなもの”
今回登場いただいたのは、AISの“絵師”関澤朋花(せきざわ ともか)さん。インタビュー中にも簡単にイラストを描いていただきつつ、その作画方法や影響を受けた作品などおうかがいしました。
後半にはAISカバー楽曲・AIS動画の中から関澤さんのお気に入りの一つも。
それでは、「わたしのすきなもの・関澤朋花編」お楽しみください。
~ わたしのすきなもの ~
──本日はよろしくお願いします。まずは関澤さんの性格についてなどおうかがいしたいのですが
はい、友達といる時は明るい感じなんですけど、人見知りとか、授業では手を挙げられなかったりとか、ちょっと引っ込み思案な部分もあります
──ライブのMCでの発言などでも緊張しますか?
ライブは緊張しないですね。学校では手を挙げて当てられないと落ち込むんですけど、AISではそういう時もメンバーが声をかけてくれるから
──AIS内では関澤さんはどういう存在ですか?
けっこういじられてます(笑)学校だといじる側でそっちの方が楽しいんですけど。でも、みんな楽しんでるからいいかなって感じです
──逆に関澤さんは、メンバーについてはどう思っていますか?
アイドルをやっていても普通の女の子なんだなーって思います
──それでは “わたしのすきなもの” ということで、趣味のイラストについてお話をうかがっていこうと思います。きっかけはどういったものだったんでしょう?
幼稚園の頃から1人でこじんまりとやるのが好きだったのと、みんなと違うことがやりたいのとで絵を描いていました。みんなといるのもいいんですが、絵を描いている時は1人がいいですね
──描いている時は何かを参考にしたりするんでしょうか
基本は画像を見ながら描いています。メンバーの似顔絵を描く時も、ちゃんと見ないと分からないパーツなどもあるので
──画風としては漫画チックな絵だと思うんですが、何か影響を受けた物などありますか?
『ちゃお』と『りぼん』です。参考にしつつ、漫画セットみたいな付録目当てで買っちゃいます
──なるほど、トレース台とかしっかりした物もあってお得ですよね。それではここからは、実際に作業しながらお話していきたいと思うんですが…ラフは青のシャーペンなんですね
ラフはペンと同じ色だと見辛いので変えています
──今もそうですが、瞳から描き始めることが多いんでしょうか
そうですね、鼻とか輪郭とかから描き始めたことはないかも
──それでは、さきほどの影響を受けた物に少し戻るんですが、具体的な作品で言うと何になりますか?
ブログなどでも話していますが、『ドーリィ♪カノン』が大好きで目のパーツなどは真似しています
──メンバーのみなさんはイラストを見てどういう反応をされますか?
生誕Tシャツは自分の似顔絵を描くんですけど、みんなかわいいって言ってくれて嬉しかったです。あとは磯前がよく描いてって言ってくれますし、磯前の絵をファンの方も気に入ってくださって「ありがとう」って言ってくれます
──最近でも、普段はよく絵を描くんでしょうか?
学校などでは休み時間に何もなければ絵を描いています
──アイドルというテーマで描いていただいていますが、口を開けて描かれるのも印象的です
口を閉じた方が輪郭とかも綺麗に描けるんですけど、やっぱり笑ってる方がいいかなって。口はこだわります
──躍動感も出ますよね。工程に関しては本格的だと思うんですが、手順についても教えていただけますか?
ちゃんと描く時はラフからペン入れをして、消しゴムもかけて色を塗ります
──なるほど、やはりしっかりと描かれているんですね。それでは少し話題は変わりますが、ご自身もアイドルということでアイドル系のアニメなどは見られますか?
小さい頃見ていたのは『プリティーリズム』で、最初はゲームから好きになって、スケートも始めたりしたんです。そこでPrizmmy☆さんを知ってアイドルに興味を持ちました
──歌やダンスについてはAISから始められたんでしょうか?
その前にご当地アイドルもやっていたので、そこからです
──Prizmmy☆を好きになったのは、どういう理由からだったんでしょう?
私は派手な色が好きなので、そういう衣装を見てだったりですね。そういう意味ではほかにもでんぱ組.incさんを友達に教えてもらって好きになりました
──するとAISの衣装は真っ白で真逆ですが、それについてはいかがですか?
白も好きなんですよ。何にでも合うから、どんなステージでも映えるので気に入っています
──それでは、普段のファッションについてもお聞かせいただけますか?
原宿系が好きです。思いっきりじゃなくて、少しアレンジするくらいの
──そうなんですね、イメージとしてはもう少し可愛らしい系が好きなのかと思っていました
私は自分で洋服を買いに行ったりしないのですが、お母さんが私をピンク好きだと思っているのでピンク系の洋服が多いです。
──とすると好きな色は何になりますか?
もちろんピンクなんですけど
──やっぱり、好きなんじゃないですか(笑)
そうなんですけど(笑)白もそうですし、水色、紫とかも
──中間の色がお好きなんですね。それでは一応ラフはここで完成でしょうか。このラフから線画、彩色と続くわけですね。色はどういう風に付けていきますか?
最近はこういった筆ペンですね。あとはコピックです
──デジタル方面への興味はいかがでしょう?
一度挑戦したんですけど、あまり上手くいかなくて
──アナログ派なんですね。(道具を見ながら)ボールペン、筆ペン、コピック…ペンは万年筆でしょうか。それとシャーペン。描き方は特別に学んだりしたんですか?
最初は漫画を見たままやってたんですけど、子供でも行ける漫画の専門学校の体験入学があって、そこで教えてもらいました
──なるほど、それでしっかりした描き方を覚えたわけですね。では、ラフまでですが、完成したこの絵のポイントについても教えていただけますか?
やはりアイドルということで…、男性から好かれなくちゃいけないので(笑)まず見た目から可愛くしました。あとはまつ毛を長く
──まつ毛は塗るような形ではなく、細かく線で描いていますね
前は塗り潰していたんですけど、それだと目だけが力強くなっちゃうし、アイドルは大人びた印象より可愛らしい感じだと思うので細くしました
──この頭の上の髪の毛は、いわゆるアホ毛ということでよろしいんでしょうか
ちょっと天然なんです(笑)
──そういえば話は変わるのですが、橋本麗愛さんを描いた4コマ漫画のサザビーの描き込みが細かくて驚きました。どうやって描かれたんでしょうか?
あれは、画像を見て描きました
──なるほど、4コマ漫画のアイディアはどこから生まれるんですか?
メンバーと会っている時は何かあれば覚えておくんですけど、最近は取材もします
──取材もなさるんですね。少し細かい話になりますが、4コマの枠線はご自身で描かれますか?
そうですね、自分で描いたものを印刷してもらっています
──出来合いの物は使わないということですね。それでは、この “わたしのすきなもの” の今後についてなのですが、イラストはこれからも続けていくんでしょうか?
はい、AISのチラシでも役に立つし、これが何か仕事につながってくれたら嬉しいです
──では最後に、これを読んでいただくみなさんにメッセージなどありますか?
はい、今回のインタビューもですが、個人からでもAISを知ってもらえたらと思っています。描いてる子に会いたいって思ってもらえたら嬉しいな
──本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
わたしのすきなカバー曲
■こいしょ!!!
・関澤コメント
初めて私がラップを担当したから好きです。原曲を聴いたときに「だれがラップ部分やるんだろう」と思ってたので、自分が歌えるとなった時すごくうれしかったです。たくさん練習したのを覚えています。
・楽曲詳細
原曲歌手はおはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!。2012年11月20日発売の2ndシングルとなる。サウンドプロデュースは元JUDY AND MARYのTAKUYAが手掛けており、エレキギターが特徴的な楽曲となっている。作詞はMEG.ME・生田真心、作曲はTAKUYA、編曲は鳴瀬シュウヘイ。
※AISのカバー楽曲の中からお気に入りの楽曲をセレクトしていただきました。
わたしのすきなAIS動画
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※AIS Channelにて公開中の動画からお気に入りの動画をセレクトしていただきました。
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