開演前には新アルバムリリース&ツアー開催を発表
2019年10月19日に、サイケデリックトランスで踊るアイドル「MIGMA SHELTER(ミグマシェルター)」が東京・SOUND MUSEUM VISIONで東名阪ツアー「Psy Spirit Tour」のファイナルを迎えました。
MIGMA SHELTERは2019年9月に新メンバーとなるナーナナラが加入し、ミミミユ、ブラジル、タマネ、ユブネ、レーレ、そして活動休止中のミソニーの7人で活動中。10月15日にはシングル「TOKYO SQUARE」をリリースし、今まさに勢いを増しています。
MIGMA SHELTERのステージはMCや曲間がほぼ無いシームレスなレイヴスタイルとなるため、開演に先立ってディレクターの田中紘治さん、サウンドプロデュースのタニヤマヒロアキさんがステージに現れ、来春フルアルバムのリリースを控えていることや、それに合わせたツアーが行われることも発表されました。
嬉しいお知らせに会場も歓声に包まれると、やがて暗転し暗がりの中、ゆっくりとMIGMA SHELTERのレイヴは幕を上げます。
「Psy Spirit Tour」ファイナル・レポート
『宵の歌』で重いビートに体を揺らすとメンバーのボーカルも冴え、『Svaha Eraser』へと展開すると、一気に大きな盛り上がりに。音の波に飲み込まれるように、リズムが会場を支配すると、『GIPS』や『Mo’ Strain』で一体感を増し、大きな叫び声が広がりました。
止まらない音楽の中、つかの間の自己紹介から「ようこそー!」と一言告げると、ここからさらにノンストップでレイヴは続きます。
『Parade’s End』で、鮮やかなフレーズに速度を上げていくと『NAME』から、フィーチャーされたギターのバッキングが刺さる『69』。重厚で神秘的な『the Answer』で独特な世界観を作り上げ、『Compression: Free』ではミミミユさんの激しいダンスが、さらに観客を熱くさせました。
やがて『Joint』で会場も一体となると、新シングルから『明けの歌』の美しい展開に歓声が起こり、さらに新シングル・タイトル曲の『TOKYO SQUARE』で目の覚めるようなクリアな感覚の中、エンディングへ。
大歓声に包まれながら「ありがとうございます!」と達成感に溢れたメンバーの声に、さらに大きな観客の拍手が届きました。