2017年4月20日、タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店 2F モデラーズスクエアにて「ミニ四駆 メディアミーティング2017&メディア対抗レース」が行われた。ここではメディアミーティング後に行われた、メディア対抗レースの模様をお届け。
レース前にはコンクールデレガンス。優勝者は…?
新情報発表も終わり、いよいよ「メディア対抗レース」というところだが、高ぶる気持ちを抑え、その前にマシンの見た目を競う「コンクールデレガンス」も開催された。
初挑戦のマシンからベテランのマシンまで、1台、1台、MCガッツがしっかりと寸評し、細かいつっこみに笑いが起こる。そんな中、並み居る強豪を打ち倒しグランプリに輝いたのがこちら。
ビスであふれた世紀末感、もしくはマッドなんとか風仕様の禍々しさにMCガッツも苦笑だったが、この作品はなんと女性の手によるもの。
それは、かえひろみちゃん。
グラビアやラジオなどでも活躍する彼女は、クルマ好きなところからミニ四駆をスタートさせ、自身でも大会を開催するまでにいたるほど。この日のレースにも参戦し、「コンクールデレガンス」では見事に優勝を手に。※レースは別マシンにて走行。
MIKAN編集部では、そんな彼女にこのレースでの意気込みもうかがってみた。
かえひろみ 実は今日のメディアミーティング用にサブマシンというものを作ってきたので、ボディはメインのものを使ってますが、これで挑戦したいと思います。(セッティングは)フロント提灯という改造をしていて、タイヤはスーパーハード。今回のルールがノーマルモーターということで9つの中から一番回転数が良いと言われているものを持ってきました。がんばります!
そして、いよいよレーススタート!!
レースは1回戦、準決勝、決勝のトーナメント方式。準決勝までが1vs1で戦い、決勝では5台での戦いとなる。メディア対抗ということで、全員が必ずしも上級者というわけではないところが面白く、楽しい大会となった。
真剣ではありつつも、コースアウトや逆走などハプニングも多く、大人だけの会場に無邪気な笑いがこだまする。1vs1ということで、カーブを曲がるのさえ一苦労なマシンが相手のコースアウトで見事に勝利をおさめる場面も。そんな健気なマシンの姿に「かわいい!かわいい!」と楽しげなかえちゃんは…。
まず1回戦は見事に勝利!
飛び跳ねながら喜び、試合結果から不戦勝でこのまま決勝までいけるのでは?と淡い期待を抱いていると「準決勝不戦勝にならないように…。」とすかさずMCガッツの仕切り。
決勝レース!優勝のゆくえは…?
そのままレースは続き、決勝に残ったのはYahoo!JAPAN、月刊モデルアート、Tech Factory、daddly、富士通乾電池の5チーム。それぞれ簡単な意気込みの後は、いよいよ決勝レース開始。紅一点となる月刊モデルアートの動向にも注目されたが、結果はいかに。
やや混戦模様でスタートした決勝レースだったが、それを難なく制したのは、注目された月刊モデルアートだった。
準優勝2位にはYahoo!JAPAN、3位はdaddlyと続く結果に。そんな上位3名には発売前のDCR-01(デクロス-01)を、と会場がわくも「発売日に」とおまけがついて笑い。
その後は表彰の3名や、デクロスのデザインを手がけたやまざきたかゆき氏のフォトセッションなどわいわいとにぎやかに、レースは幕をおろした。
一段落したころ、かえちゃんに今日の感想もうかがってみると。
過去には4秒でコースアウトの経験もあるというかえちゃん。非常に満足気な表情で本日のレースを振り返っていた。
なお、かえちゃんが配信している「かえひろみのかえだま。」では、初めてのミニ四駆作りから、現在までの展開を見ることができる。MIKAN編集部はこれを見て勉強中。
https://www.youtube.com/channel/UCd-Jsae0PgQRnxUimbShchw
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株式会社タミヤ公式サイト:http://www.tamiya.com/japan/index.htm
かえひろみ公式Twitter:https://twitter.com/kae_hiromi
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